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<異業種からの転職者への質問>良い回答例とNG例【面接対策パーフェクトガイド】

これまでの仕事と異なる業種や職種へと応募する場合、面接でなぜキャリアチェンジをするのか、理由を質問されるでしょう。ここでは「この業界を選んだ理由」と「これまでの仕事を続けない理由」の2つの質問の目的、回答のポイントを詳しく解説し、OK回答例とNG回答例をご紹介しています。該当する方はぜひ回答を準備しておきましょう。

「なぜ、この業界を選んだのですか?」

質問の目的は、業界への理解度や定着するかの見極め

転職では実務経験が重視されるので、異なる業種からの応募者に対しては「本当にこの仕事ができるのか?」、つまり「この業界を理解しているか」や「『前の業界が良かった…』とすぐ辞めてしまわないか」を見極めようとします。業界に関する深堀質問が続くことも想定して、研究はきちんと行いましょう。

回答のポイント

応募業界への理解を示すこと、例えば業界の将来性や現職の経験を活かせる接点などを話すと面接官に好印象でしょう。転職理由や志望動機と矛盾がないことが大前提ですので、意識して回答を準備しましょう。前の業界をマイナスに話すこと、比較することはネガティブな印象になるので避けましょう。

これならGood!良い回答例

市場自体が今後も伸び続け、かつ新興企業が群雄割拠する業界ということで選びました。モバイルゲームはもはやカルチャーとして浸透しているにも関わらず、市場はeスポーツ人気の流れにのって3年で1.7倍と成長し、今後も成長が続く予測が出ています。さらにAI、VR、5Gなどの新しいテクノロジーの恩恵も受けて、描ける未来像も非常に面白いと感じています。実際に私自身がゲームに親しんできたということも理由の一つです。
モバイルゲーム事業を柱とする御社が今後、経営戦略のM&Aを進めるうえで、現職の金融業界で経験してきたアナリスト業務や買収交渉を活かして貢献できると考えています。

業界研究を踏まえた理由を語り、会社が求めている人材像と自身の業務経験の接点で着地させているので、前向きに活躍してくれそうな印象を与えています。
「これまでゲームに親しんできた」という自身との接点も加えられていて印象は良いでしょう。

やってはいけない!NG例

友人の結婚式に参列する機会が増え、華やかで魅力的な結婚式を作り上げ、お客様の感動や喜びを肌で感じられるブライダル業界に強い関心を持ちました。
現在の販売職もお客様は若い女性が多く、楽しく会話しながらニーズを引き出す接客には自信があります。御社に入社できましたら、ブライダルプランナーとして業務に関する知識やスキルを一日も早く身に着けて、貢献してまいります。

この例では、「華やかなイメージ」が業界を選んだ理由であり、面接官を不安にするかもしれません。どのような業界か調べて分析したことや、または同職の人から話を聞いたなど、業界や職種研究ができていることを示し、やりたい仕事である理由を添えて伝えましょう。経験をアピールしているようですが、「楽しく会話しながら接客」という言葉も不安要素です。この場合なら、クレーム処理といった大変な体験から得たノウハウがある、あるいは接客での成功体験をアピールする方がおすすめです。

「これまでの仕事(職種)を続けない理由は何ですか?」「なぜ違う職種に転職するのですか?」

質問の目的は、「前の仕事が良かった…」とすぐ辞めてしまわないかのチェック

面接官が同じ職種を続けない理由を聞くのは、「前の仕事が良かった…」とすぐ辞めてしまわないかを見極めるためです。つまり、「前職の何が不満だったのか」をチェックすることと「応募職種への理解があるか」や「応募職種への本気度」を見ます。前提として、転職理由と内容が矛盾していないかにも気を配りましょう。

回答のポイント

一番注意するべき点は、現職(前職)の不満だけを伝えて、ネガティブな印象にならないようにすることです。「現職を経験したからこそ、やりたいことがわかった」という構成にすると、前向きにキャリアチェンジの理由をアピールできるのでおすすめです。そして、異職種からでも活かせるスキルや異職種からの転職だからこそできること、を示すことで応募職種への理解と本気度を伝えられます。必要となる知識やスキルの習得を目指して努力していることをアピールしても、好印象でしょう。

これならGood!良い回答例

私はもともとスマートフォンやPC等の機器を扱うことが好きで、携帯電話の内勤営業に就きました。販売や操作方法の説明、故障への対応といった業務を行ううち、セールスよりも技術的なトラブル対応を行っているときに最も充実感があることに気づき、テクニカルサポートへ転職しようと決意しました。
学生時代に自作PCを組んだ経験がありますが、入社後は御社のPC製品の知識と技術を身に付け、顧客対応の経験と通信機器に関する知識を活かして、御社に貢献したいと考えています。

現職(前職)に就いた理由に触れ、業務を通してやりたいことがはっきりした、という流れで説明しており、ネガティブな印象がなく納得感があります。すぐに活かせるスキルや経験を端的に示せていて良いアピールになっています。

やってはいけない!NG例

営業で多くのお客様と接してもなかなか話を続けられず、あまり向いていないのではないかと感じました。方向転換は早い方が良いと考え、営業事務へ転職を決めました。現職でも事務作業は向いていると感じていましたので、営業部の方が働きやすいようにサポートしたいと思います。

「営業に向いていないから事務」という構成が、面接官に「営業の何が向いていなかったのか?」「本当に営業事務の仕事で良いのか?」という不安を感じさせます。「営業の仕事をしながら、営業事務の仕事に触れて、こんな部分がもっと自分を活かせると思った」のような前向きな構成にすると、「営業事務の仕事を理解して、やりたい仕事と決めた」と伝わるでしょう。

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