会社の命名をする??。これから起業するビジネスパーソンにとって、最初にやらなくてはいけない、大事なことです。では、どんなことに気をつけて、会社名を決めればいいのでしょうか? 将来起業を考えている人は、今から気をつける点を知っておきましょう。
会社名には会社の理念が込められていたり、サービスや商品名がそのまま入っていたり、様々なかたちがあります。創業者となるあなたは、様々な思いを込めて社名を考えると思います。
さて、会社名を思いついたら、まずチェックしなくてはならないことがあります。それは「同じ名前の会社がないか?」ということです。
同じ社名がないか、必ず調べよう!
いくらサービスや商品が違っても、同じ名前の会社がすでにあったらユーザーは困惑します。また、すでに存在していた会社に迷惑がかかるかもしれません。逆にすでに存在している会社に悪い評判が広まっていたら、新しく作った会社に最初から悪い評判がついてまわるかもしれません。
会社名を思いついたら、まずは日本最大の企業情報データベース『帝国データバンク』で企業名を検索してみましょう。帝国データバンクの検索で出てこなければ、同じ会社名はないと思っていいでしょう。
ホームページ開設のためのドメインが使えるかチェック!
同じ会社名もなく、ほぼ案が固まったら、次に調べることはドメインの調査です。今やホームページは企業にとって欠かせないもの。通常は『会社名.com』や『会社名.co.jp』といったドメインを使用します。会社名が決まったら、まずは使おうと思っているドメインが使えるか、調べてみましょう。
ドメインは、実は早い者勝ちで取得可能です。もしもこれから取ろうとしているドメインを誰かが取得していたら、買い取らなくてはなりません。起業時の出費はなるべく抑えたいもの。『.com』が取られていたら『.co.jp』や『.jp』にするなど、余計なお金をかけない方法を取りたいですね。
会社の名前は、会社の顔となります。考えて決めた会社名を登記したあと、ドメインが取得できなかったとなると、会社の顔となる名前が入ったURLでホームページを開設することができません。会社の命名は、登記する前に同じ名前がないか、ドメインが使えるのかを必ず事前にチェックしましょう。