注目の“アスレジャー”が次世代のビジネスカジュアル

その昔は作業着として扱われていたジーンズも、今ではオン・オフ問わず、ファッションのポイントであるデニム素材として欠かせない存在となりました。最近では、究極の普通を意味する「ノームコア」というファッションが流行したのも記憶に新しいところですが、次に来るといわれているのが「アスレジャー」です。一体アスレジャーとはどんなファッションなのでしょうか。

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“アスレジャー”ってどういう意味?

おしゃれなニューヨーカーの流行として認知され始めたアスレジャーは、「アスレチック」と「レジャー」を組み合わせた造語で、女性を中心に広がり始めたトレンドです。日々の生活の中に健康志向の要素を取り入れるという、ライフスタイルの延長線上から生まれたファッションです。お昼休みや仕事帰りにランニングや軽いトレーニングをする目的で、いつものスタイルにスニーカーを合わせたり、レギンスを履いたりするファッションへと自然と変化していきました。
スポーツウェアをビジネスシーンでもさりげなく取り入れたニューヨーク発のスタイルは、SNSの拡散によって一気に確立し、休日にランニングをしたり、仕事帰りにヨガやフィットネスに通ったりなど、健康ブームに乗っている日本でも注目され始めています。

ビジネスカジュアルにはスポーツウェアを合わせる

流行に敏感なニューヨーカー達は、職場へもスニーカーを履いて行ったり、シャツにヨガパンツを合わせたりと、ビジネスシーンでもファッションに対して自由度が高くなっているようです。米紙では、「スポーツ人口は減っているのにスポーツウェアの売上げは伸びている」と報じるなど、スポーツウェアがトレンドとして確立されていることがわかります。
男性のファッションでも話題になった「ジョガーパンツ」も、アスレジャーの流れの中から生まれた流行です。今ではジョガーパンツは普段着だけでなく、革靴やジャケットと合わせたビジネスカジュアルスタイルにも合わせられる万能な着回しアイテムとなっています。

自転車通勤可の職場もたくさんある!

ジョガーパンツは裾がリブやゴムで絞ってあるので、自転車通勤の人にとっても裾が邪魔にならず動きやすいデザインになっています。オフィススタイルに合わせるなら、スリムなシルエットのジョガーパンツを選ぶのがコツです。ゆったりしたシルエットや、サルエルタイプはカジュアルになりすぎるので、トップスにシャツやジャケットを合わせるなら細身のパンツを選びましょう。自転車通勤が可能な求人も出ているので、チェックしてみるのもいいですね。

全身をスポーツウェアやスウェットなどで統一してしまうと本当にジム帰りのような雰囲気が出てしまうので、普段着の中に自然と上手に取り入れることがコーディネートのポイントです。日本では健康ブームが続き、皇居ランやヨガ、フィットネスなど、スポーツを始める人も増えてきました。
アスレジャーの流れに乗って、通勤や仕事帰りのトレーニングを考慮したスポーティーなコーディネートはビジネスシーンでも増えていくかもしれませんね。


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