給与収入を得ていると、基本的に会社が所得税などの計算をしてくれます。それが『年末調整』です。しかし給与所得者もある場合に確定申告が必要となります。もしかしたらあなたも所得税の還付が受けられるかもしれません。
私たちビジネスパーソンは、年末調整を行う際に加入している保険の『保険料控除証明書』を提出しますよね？もし年末調整の際に提出し忘れていた場合は、確定申告をすることで還付が受けられます。年末調整の書類提出は期限が短いため、書類の提出を忘れてしまいがちです。もし提出し忘れた書類があったら、源泉徴収票と提出し忘れた証明書を持って、確定申告に行きましょう。
医療費を10万円以上支払った場合
医療費を10万円以上使った場合は、医療費控除を受けられます。健康だとなかなか10万円の医療費を使うことはないかもしれませんが、家族の分の合算が可能です。昨年、家族が病気になっていれば、領収書を探してみましょう。病院に通うための交通費も申告可能です。また医療費には、薬局で売っている市販の薬も含むことができます。風邪をひいたときに購入した薬も、領収書があれば申請することができます。もしも昨年買った薬の領収書を捨ててしまっていたなら、今年からはしっかりと取っておきましょう。
副業で20万円以上収入があった場合
注意しなければいけないのは、副業をした場合です。給与収入以外に20万円以上の収入があった場合には、確定申告をしなくてはなりません。例えば、仕事とは別にアルバイトをしていた場合、アルバイト先からも源泉徴収票をもらっているかと思います。金額が20万円以上なら、2枚の源泉徴収票を持って確定申告に行きましょう。会社以外に20万円以上の収入があって確定申告に行かないと、場合によっては『脱税』になってしまいます。脱税となると通常より多い税金を払わなくてはならないので、必ず確定申告に行きましょう。
忘れずにに確定申告窓口へ！
いかがでしょう。あなたは上記に該当していましたか？ もしも上記に該当しているようなら、必ず確定申告に行きましょう。不安なことがあれば窓口での相談も可能です。 忘れないようにしてください。
