マウンティング男子と女子の違い、その行為と対処法とは

2014年にヒットした人気ドラマ「ファーストクラス」をきっかけに、流行語大賞にもノミネートされた「マウンティング」という言葉は、多くの女性から共感を得て話題となりました。実は男性の中でもマウンティング行為は常に行われている様子。一体どのようなマウンティングが行われているのでしょうか?

マウンティング男子と女子の違い、その行為と対処法とは

マウンティングは何のため?

マウンティングとは、本来、動物が自分の優位性を表すために相手に対して馬乗りになる様子をいいますが、人間関係においては、「自分の方が優位」と思いたいがゆえに、「私の方が他人よりも幸せである」と一方的に格付けし、自分の方が立場は上であると主張し、更にそれをアピールするのがマウンティング女子です。

マウンティングされた方は、「悪口をいわれたわけでもないのに何故かイライラする、モヤモヤする」などの違和感を持つのが特徴です。

他人と比較をして少しでも“自分が上である”ということを確認することで優越感を持ち、自尊心を満たしているのです。

また、自分に対して自信がない、見下されたくないという思いが隠れているケースもあります。私は他人より幸せである、私は他人に比べて不幸ではないと感じることで、虚栄心を満足させているのです。

男性ならではのマウンティング行為

女性のマウンティング行為は、自身の容姿やスタイル、男性からの人気、更には恋人や配偶者の仕事、年収、学歴に至るまで、仕事以外のちょっとしたところでも他人と比較され、会話の中で相手に隙があればすぐに格付けされてしまいます。

マウンティング男子には、「給料が40万から上がらなくて辛い」「あんまり受験勉強はしなかったけど(有名校)卒」「都心にマイホームを買った」「高級車を買った」などの学歴や収入に関することから、「3時間しか寝てない」というような不健康アピール、さり気ない女性関係のアピールなど、幸も不幸も「俺の方が凄い」というストレートな自慢が多くみられます。

男女共通するのは、「他人から見て自分はどう映るか」という意識を持っているところです。女性なら美しく見られたい、セレブリティとして見られたい、男性なら自分の方が稼いでいる、出世していると思われたいなど、自分が持つ価値観に沿ってマウンティングします。

男性マウンティングの対処法

マウンティングしてくる男性は、いわゆる“意識高い系”が多いといえます。男性特有の自慢に対して「すごい」「さすが」などと過剰に相手を誉めるような相槌をしてしまうと、話すたびにしつこく自慢されてイライラすることもあります。とはいえ、職場での人間関係を考えるとあまり距離を置きすぎるのも考えものですよね。
ても「そういう風に見られたいのだな」と思いながら話を聞くか、「その話には興味がない」といった態度で受け流すのが一番です。

男性のマウンティングが自慢だと気づけば無駄な探り合いもなくなりますし、心も穏やかになりますよね。相手が上司なら思う存分、気持ちよく話しをさせてあげるのもいいですが、もし会話の中でマウンティングしかけられたら、「◎◎といえば~」というように、話に乗りつつもさりげなく話題を変えてしまうのも一つの手です。気分よく過ごすためには心の余裕を持つことも大切ですね。


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