スケジュールをしっかりと立てたはずなのに、勉強がはかどらない。試験日は迫り来るばかり……。
仕事上必要に迫られ、またはキャリアアップを目指して資格取得のための勉強をしているビジネスパーソンの中には、こんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
実はこの記事を読んでいて、そのような経験をされた方に最適な『勉強をはかどらせる』ための方法がたった一つあります。
その方法とはズバリ『オフライン』にすること。今見ているインターネットやSNSなどへのアクセスを遮断してしまうことです。
アメリカで行われた大学生に対する研究で、インターネットなどのメディアに触れている時間が多い学生は、大学の成績も良くないという結果が出て、アメリカで話題となりました(WIRED.jp『試験に合格する秘訣は「オフライン」だった』)。
この研究は1年間かけて行われ、学生にはインターネットやテレビ、雑誌といったあらゆるメディアに触れている時間を記録させ、学年末の試験とどのような関係があるのか調べたものでした。
この調査によると女子学生は平均で1日12時間もメディアに触れていたそうです。そして成績が悪かったのは、スマートフォンとSNSに触れている時間が多かった生徒でした。
最近は日本でもスマートフォンの普及と共に、SNSも普及しています。SNSでの交流は非常に楽しいものがありますが、この時間が勉強の妨げになっていました。
勉強をしていい成績を残すためには、自分の時間『オフラインの時間』を作ることが大切です
思い切ってスマートフォンの電源は切る!
スマートフォンを持っている人は「勉強をしよう!」と計画を立てた時間には、スマートフォンの電源を切ってしまいましょう。電源が入っているとどうしても気になってしまうもの。電源を切っておけば気にすることもなく、勉強に集中できるようになります。
またパソコンを使って勉強をする場合には、インターネットブラウザを開かないようにしましょう。またインターネットを使わずに勉強ができる場合は、ネット接続を切っておくことが賢明です。
自分で作る『オフラインの時間』が、勉強をはかどらせる秘訣です。そして調査では音楽を聴いていた人は好成績だったという結果もありました。オフラインにして自分のお気に入りのBGMを流しながら、集中して勉強ができる環境作りが、試験合格への近道かもしれません。