仕事にはたくさんの種類があります。就職や転職をされた方は、種類が多すぎていろいろと迷ったのではないでしょうか? しかし、ITが進むことで、今ある仕事のいくつかはなくなってしまうかもしれないという研究結果が出たんです!
果たしてどんな仕事がなくなってしまうのでしょうか?
IT化が進むことによってなくなる仕事や新しい仕事が生まれています。例えばCDショップ。最近は減ってきたと感じませんか?今やPCや携帯電話で音楽が買えるようになりました。音楽は電子配信が主流になってきたことで、CDショップは急激に減ってきたと言えます。
このような現象について、イギリスのオックスフォード大学が『雇用の将来(原文:英語)』というレポートを発表し、注目を集めています(BLOGOS 1月31日付)。
レポートではアメリカの702種類の職業のうち、およそ半分が今後20年のうちになくなってしまうと述べています。
どんな仕事がなくなってしまうの?
レポートでは702種類の職業を、20年後にも残る可能性が高いもの順にランキングしてあります。下位に行くほど、20年後になくなっている可能性が高くなります。
最下位になったのは『電話営業』。そもそも20年後に固定電話があるかどうかも分かりませんが、もしあってもコンピュータによる音声案内になってしまいそうですね。
次点は『タイトル審査・調査』。日本では耳慣れない仕事ですが、売買したい不動産に対して審査・調査する仕事です。これは売り手も買い手もネットを利用すればできそうですし、さらに各不動産がデータベース化されてしまえば、確かに必要性がなくなりそうな仕事です。
次に『裁縫師』。これは手縫いで裁縫をする仕事です。最近は街中にも裁縫屋さんを見かけなくなりました。IT化と機械化が進んでいけば、複雑な手縫いもできてしまいますね。
この他下位にランクしていたのは『保険引き受け業務』『新規顧客アカウント作成スタッフ』『データ入力者』などが上げられていました。
あなたの仕事はコンピュータに置き換えられる?
今あなたが就いている仕事は、20年後にも存在していそうでしょうか? 今後ITが発達していくことで、自分の仕事がコンピュータに置き換えられると考えられる場合は、もしかしたら転職を考えてもいいかもしれません。レポートでは、コンピュータに置き換えられない仕事も紹介されています(BLOGOS 1月31日付)。
転職先を探す時には、このレポートを参考にしてみた方が良さそうですね。