「家で会社の仕事ができるようになったらなぁ」、なんて想像したことはありませんか? 実は今、日本政府は週に1日以上、自宅で勤務できるような仕組み、『テレワーク』を推進しています。
家で仕事ができるようになると、どんなメリットがあるのでしょうか?
日本政府が推進する『テレワーク』とは、平成18年に発表された『IT新改革戦略』(テレワークに関するコンテンツ 政府の取り組みより)で披露された施策です。IT技術の発達を、働く現場で活用することで働き方の改革を行おうというもの。
例えば、会社に勤める人の場合、週1日以上を在宅にするなどの推進を行っています。平成24年に行ったテレワーク実態調査では、自営業も含めたテレワーカー数は約930万人にも上っています。
今後もテレワーカーの増加を推進して、政府目標としてテレワーク導入企業を、2012年度比の3倍にしようとしています(国土交通省 テレワークより)。
ということは、もしかしたらあなたの企業にも導入され、あなたもテレワーカーの仲間入りをするかもしれません。
テレワークが導入されると……?
テレワークが導入されると最初に思い浮かぶメリットは、通勤時間がなくなることでしょう。特に電車で通勤しているビジネスパーソンにとっては、非常に大きいメリットですね。
また、時間に束縛されることがないので、例えば育児中の場合にも子供の面倒を見ながら仕事ができるというわけです。しかし、与えられた仕事をしっかりとこなせれば問題ありませんが、在宅で仕事をする場合には注意しなくてはいけないこともあります。
誰にも見られない中、しっかりと仕事をする必要がある
会社で仕事をする場合には、必ず誰かの『目』があります。しかし、在宅の場合『目』はありません。例えば通常通勤する際に起きる時間よりも、大幅に遅く起きても誰にも咎められません。しかし遅く起きたために仕事が期日までに終わらなければ一大事です。誰かに見られていなくても、だらけることなくしっかりと仕事をすることが、今まで以上に大事になってきます。
テレワーカーは時間の使い方が重要!
今後さらに増加が予想されるテレワーカー。普段から仕事をきっちり時間内に終わらせることができる人には、非常にメリットが大きい制度です。
今「いつも仕事が期日ギリギリ」なんて方は、今から仕事に対する時間の使い方を覚えておいた方がいいかもしれません。