仕事をしながら転職活動をする場合、気をつけなくてはいけないポイントは何でしょうか。
仕事を辞めてから転職活動をすると、無収入の時期ができてしまうリスクがあります。そこで成功させたいのが、仕事をしながら転職先を決めること。しかし、うまくいかないと、せっかくの内定も取り消されてしまうかもしれません。
一般的に転職活動は求人をチェックし、気になる企業に応募して、何度かの面接を経て内定をもらうという流れになります。仕事を続けながらでも求人チェックや応募はできます。また、面接に関しては、うまくスケジュール調整をすればそう簡単に勤めている会社にバレることもありません。このように、転職活動自体を会社に内緒で行うことは十分可能です。
しかし問題は、転職先から内定をもらった後。今勤めている会社との退職交渉をうまく進めなくてはなりません。
仕事の引き継ぎを考えて、退職のタイミングを考える
法律上、会社を辞める場合には、会社に辞めることを伝えて2週間後には退職できることになっています。しかし実際には仕事の引き継ぎなどをしなくてはいけません。会社はあなたの後任の人選、決定をしなくてはなりませんので、2週間ではすべての業務を引き継ぐことは難しいはずです。仕事をしながら転職を成功させるには、『退職の意思を伝えるタイミング』を考えなくてはいけません。
ベストなタイミングは『最終面接日決定後』！
会社に退職の意思を伝えるベストなタイミングは『最終面接日が決まった後』にすることがオススメです。
内定前に退職の意思を伝えるのは、場合によっては『無収入の期間』が発生してしまうリスクがあります。しかし最終面接時に「会社に退職の意思を伝え、○月○日には退職できます」と伝えることで、転職希望先に『本気度』が伝わります。場合によっては退職日に合わせた入社日を考えてくれるかもしれません。
しかしもっと気をつけなくてはいけないのは、退職の意思を伝える時にあります。
転職先会社名は言わないように！
よっぽどでなければ円満退職を望む方が多いと思います。そのためには、退職の意思を伝える際、上司に聞かれたことをすべて話してしまうのは危険ですので避けた方がいいでしょう。
実際に、面接先を上司に聞かれたので企業名を伝えたところ、転職先企業に連絡が行き、転職が成功しなかったという例もあります。あくまで企業名は伝えず、退職の意思が堅いことを伝え、大きなトラブルがないように退職交渉を進めましょう。
