環境を守る仕事をしたい?。地球の環境汚染問題が叫ばれる中、そう考える人が増えています。とは言え、転職を機に環境に関する仕事に就きたいと思っても、どんな仕事が環境に関わるものなのかはっきりと分かりませんよね。環境に関わる仕事にはどんなものがあるのでしょうか?
地球の温暖化や自然破壊など、今、私たちが抱えている環境問題は多くあります。その中の問題のひとつでも解決したい、と考えている若い世代が増えています。子どもたちに仕事を考えてもらうサイト「13歳のハローワーク」でも、『仕事選びでも注目される“環境”というキーワード』と題した特集を組み、注目を集めています。そして、環境のことを考えているのは子どもだけではありません。若手ビジネスパーソンの中にも「環境に関する仕事に就きたい!」と思っている人は少なくありません。
しかし、環境を守る仕事となると、長い期間の勉強が必要なものがあります。例えば、生物学者やバイオ研究者などは、学生時代の勉強が大切になります。研究者ともなれば大学から大学院に進み、研究を継続していかなくてはなりません。
環境に関する勉強をしてこなかった人にとって、環境に関する仕事は少々ハードルが高く感じられます。ならば、環境に対して考えている会社に転職をするというのもひとつの手です。今では環境問題に取り組む会社の判断基準となる規格が存在しています。
環境を考えている会社が取得する『環境ISO』
環境に関する規格とは『ISO 14000』のこと。『環境ISO』とも呼ばれています。たまに会社や工場の外壁に『環境ISO取得』といった文字を見かけませんか? この『ISO I14000』という規格は、環境マネジメントシステムに関する国際規格。会社の場合、製品やサービスを提供することによって生じる環境への影響を、持続的に改善することができるシステムを構築しないと、取得できない規格です。
取得するためには環境に対する計画を立て、どのように運用・管理していくのかを評価してもらい、審査に合格する必要があります。また、有効期間は登録から3年と決まっているので、継続して規格を取得している会社なら環境に対する意識をしっかりと持った会社と言えるでしょう。
個人で取り組むならボランティアもアリ!
仕事だけではなく、日々の生活でも、少なからず環境に影響を与えています。個人でも環境に対する取り組みを行いたいなら、仕事が休みの日にボランティアで海岸の清掃をするといった活動もいいかもしれませんね。