音楽に関係する仕事に就きたい。華やかな業界として知られる音楽業界ですが、やはり音楽の才能がなければ就けないと思われがちです。しかし音楽業界は、ミュージシャン以外にも必要な仕事がたくさんあります。音楽業界への転職は、自分にあった仕事を見つけることができれば、絶対に無理というわけではありません。
まず、音楽業界と聞いてイメージするのは『ミュージシャン』ではないでしょうか? メジャーデビューをしているミュージシャンはレコード会社と契約し、CDやDVDを発売。雑誌やTVなどに出演すれば、知名度もあがり、CMやTVドラマに出演をしているミュージシャンも数多くいます。
ミュージシャンになるにはデモテープをレコード会社に送ったり、オーディションやコンテストに出場したりして、とにかく関係者の目に止まり、レコード会社と契約をしなくてはなりません。今では動画サイトから火がつくなどということもあり、以前よりはミュージシャンになるためのハードルは低く感じるのではないでしょうか。しかし、表舞台に立てるのは一部のミュージシャンだけ。実際に学生時代にミュージシャンを目指していて、断念したという人も少なくないでしょう。
ところがミュージシャンには、サポートする仕事が多数存在しています。
今のスキルが生かせる業界の仕事もある!
まずは『マネージャー』です。通常ミュージシャンはレコード会社に所属しますが、マネージャーはミュージシャンの活動のサポート行う重要な仕事です。ミュージシャンがCDなどを発売する場合、テレビなどのプロモーション活動やライブ、CDショップでのイベント開催など、大きなプロジェクトとなります。プロジェクトマネージャーの経歴などは大きな武器となりそうです。
レコード会社に入社すれば、ミュージシャンのCD企画、営業、プロモーションを行う仕事につくことができます。ミュージシャンのCDも、一般企業で言えばひとつの『商品』です。商品の企画、営業、プロモーションの経歴があれば、転職できる可能性もあるでしょう。
音に直接携わるなら、音楽スキルは必要!
音に直に携わる仕事をしたいなら、ミュージシャンを目指していた経歴が必要かもしれません。例えばスタジオミュージシャン。表に立つことはないものの、実際に演奏するためにはスキルが必要です。
またスタジオでレコーディングに関わりたいなら、音楽を知らないと難しいでしょう。生演奏とCDでは音質がまったく違います。生演奏に負けないCDを作るためには、様々な楽器やボーカルの音量を調節するミキシング等を担当する、レコーディングの業務スキルは非常に重要な要素です。これは音楽を知らないと務まらない仕事です。
今のスキルが行かせる、業界の仕事を見つけよう!
音楽業界と聞くと、音楽の経験がないと務まらないという印象があります。しかし実際には、一般企業と同様の職種も存在しています。どうしても音楽業界に関わってみたい!という場合は、今の自分のスキルが生かせる職種を探してみることから始めてみましょう。