Android向けのインターネットブラウザはさまざまあり、どれを選べばいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか? それぞれに、ビジネス、プライベートと適した用途があるので、それに合ったブラウザを選ぶことで、より便利に利用できるかもしれません。ここでは、Android向けのおすすめブラウザを3つ取り上げて解説します。
全然違う! ブラウザの機能
皆さんは、ブラウザによって備えている機能が全く違うことをご存じでしょうか? もしかすると「インターネットに繋がればいい」と思っていたり、「特に不便を感じることもない」とブラウザ自体に興味がなかったりする人もいるかもしれません。そんな人は、おそらくデフォルトでインストールされているブラウザを使っていると思います。
しかし、ブラウザにはさまざまな種類があり、それぞれに独自の機能が備わっているので、自分の用途に合ったもの使えば、さらに便利にインターネットを利用することができます。自分に合ったブラウザを見つけて、Androidをより使いやすくしてみましょう。
スマホ向けおすすめのインターネットブラウザ3選
それでは、スマホ向けのおすすめブラウザを「スピード」と「機能性」に焦点を当てて紹介します。
・Google Chrome
名前の通り、Androidを開発したGoogle製のブラウザです。世界中のユーザーから支持を集めており、使用率の高さは随一。使用率が高い理由はさまざまありますが、なにより「動作が軽い」ことが一番に挙げられるでしょう。処理速度と応答速度がほかのブラウザと比べても高水準であるため、ビジネスはもちろん、プライベートでも問題なく使える万能なブラウザだといえます。また、パソコンでもGoogle Chromeを利用している場合、ブックマーク・閲覧履歴などをスマホと自動共有してくれるので、会社と自宅のどちらでも仕事をすることが多い人にはとても便利です。
・Firefox
アメリカ・Mozilla Foundation製のブラウザであり、2013年にはモバイル用OSも登場するなど、近年話題を集めている注目株です。高いユーザビリティがあるといわれ、特にほかのブラウザと一線を画した「拡張性の高さ」はFirefoxの大きな特徴となっています。これは、アドオンと呼ばれる機能拡張プログラムが豊富に配布されているからであり、ブラウザを自分好みにカスタマイズすることが可能です。たとえば、検索力をアップさせたり、ダウンロードの効率性を高めたりすることで、ビジネスやプライベートの状況に合わせて機能を特化できるのです。上手く使いこなせば、自分仕様の特別なブラウザとなるでしょう。
・Opera
ノルウェー・Opera Software ASA製のブラウザで、モバイル環境にはありがたい「オフロードモード」を備えているのが特徴です。オフロードモードとは、通信データを圧縮し、ページを高速表示できる機能で、低速回線のインターネット環境に困っている人でも問題なくサイト閲覧ができるようになります。制限がかけられている社用スマホの場合には、特に重宝するでしょう。そして、「スピードダイヤル」という、ブラウザを開いてからワンタッチでブックマークページまで飛べる機能も備えており、通常の「ブックマークページ→サイトを選ぶ」という手間を省くことができます。出先で資料を確認する機会が多い、営業関連の仕事で役に立つかもしれません。
自分に合ったブラウザを利用しよう
このように、ブラウザとひと口にいっても、その機能はさまざまです。それぞれのブラウザは定期的にアップデートされ、速度が上がったり、新しい機能が追加されたりしているので、適宜チェックしてみると新たな使い道がみえるかもしれません。自分自身のビジネスシーンやプライベートでの目的を見直して、自分に合ったブラウザを利用してみましょう。
ビジネスとプライベートで全く違った使い方を望む場合は、使い分けてみるのもひとつの方法です。今使用しているブラウザに不満を感じている人はもちろん、ブラウザに注目していなかった人も、シーンに合わせたブラウザ選びをしてみてはいかがでしょうか?