IT業界「技術TOPが語る2008年」事業と求める人材像
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管理本部
部長 鈴木浩之 氏 新卒で製鉄会社のシステム部門にてプラント建設プロジェクトの生産管理システム構築に携わり、その後労務管理および人事系業務システムの構築を行う。また大手アミューズメント企業の人事、大手サプライヤーの人事総務のキャリアと同時にSAPユーザーとしてのキャリアも積む。2007年11月同社に入社 SAPジャパンのパートナーとして、その技術力とクオリティーの高さで高い評価を受けている
SAPを用いたコンサルティング事業を展開することにより、顧客企業の業務を支えてきたクレスコ・イー・ソリューション。社員の80%以上が全領域に渡りSAP社認定コンサルタントの資格を取得しており、SAP社「Award of Excellence 2005」にて、「サービスパートナー部門」「Netweaver部門」の2部門にてアワードを受賞するなど、技術力とクオリティーは高く評価されている。コンサルティング本部では、各専門業務のアプリケーションコンサルタント、システムの構築・運用管理を行うテクニカルコンサルタントが、顧客企業の経営に役立つシームレスなソリューションを提供している。 設立10周年を迎える2008年、第2のステージとしてさらなる飛躍を遂げるべく中期事業計画を策定した同社。その主眼となる顧客満足度の向上を実現するため、コンサルタント人員を強化していくという。管理本部部長の鈴木浩之氏に話を伺った。 「さらなる顧客満足の実現のため、各分野に精通したコンサルタント人員を増強していきます。必要な資質は『コミュニケ―ション能力』。これは単に話ができるというだけの意味ではありません。コンサルタントに求められるのは、的確に現状分析をし、それに対するソリューションを考え、プレゼンテーションすること。コミュニケ―ション能力はこれらを成し遂げ、『信頼』を勝ち得るためのツールなのです」 社員が成長できる多くの仕組み 同社では認定コンサルタントの資格を取得してから現場に出るため、SAPの経験者でなくてもスキルを身につけることが可能だ。そのほかにもコンサルタントとして大きく成長できる各種制度が整っていると鈴木氏は話す。 「『ナレッジマネジメントシステム』というデータベースを用い、グループ内に留まらず広く全社で事例を共有しています。また、毎週各分野に精通する有志によるワークショップというかたちで勉強会も行われています」 また自主的にキャリアアップを目指す姿勢も高く評価するという同社。キャリア支援制度では、それぞれの社員が求めるキャリアパスの実現のため、ステップアップをフォロー。上期、下期それぞれの評価と、年度末の総合評価により、個人の能力と業績を評価する。部長、本部長、経営者会議にかけられて一人ひとりの評価を決めるということからも、同社がメンバー育成に力を入れていることがうかがえる。最後に鈴木氏は、求める人物像についてこう語った。 「採用面接では、例えば5年先にご自身がどうなっていたいのかをお聞きします。目標に向かって自ら進んでいくことのできる人は強いですし、当社はそのような人を高く評価する風土があるからです。研修制度やキャリアアップ制度などを活かして、その目標にアプローチできると感じるなら、ぜひ当社の門を叩いてください」 |
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