求人広告7つのポイント
内定獲得「ポイント」その1
キャッチコピーから募集企業の全てが分かる!
その企業で実現できるキャリアプランが記されているのが、キャッチコピーだ。例えば「社長に直接プレゼンが可能!あなたの想いを実現してください!」といったキャッチの場合、この広告からは「会社に与えられてキャリアアップするのではなく、自らの力でキャリアを切り拓く」という企業の風土が読み取れる。
内定獲得「ポイント」その2
面接で活かしたい企業理念と業務内容
企業理念や業界における位置づけ、詳細な業務内容が読み取れるのがメインコピーだ。採用部門のインタビュー記事が掲載されていれば、より具体的な業務内容や働き方なども把握できる。面接前には必ず読んでおこう。
内定獲得「ポイント」その3
記載職種の内容から企業の本気度を読み取れ!
募集企業の「本気度」が分かるのが募集職種の項目。「未経験歓迎」などの文言や、業務内容の詳細、多岐に渡る職種が記載されている場合、募集職種の大量採用を検討していることも。特に未経験転職希望者は要チェックだ。
内定獲得「ポイント」その4
募集要項から読み取れる「本当の採用ターゲット」
モデル賃金や待遇から読み取れるのは、給与形態や欲しい人物像。例えば、「年収400万円(25歳・入社1年目)/年収450万円(26歳/入社2年目)/年収550万円(27歳/入社3年目)と記載されている場合、この年収例からは25歳?27歳がターゲットであることが分かる。また「モデル賃金=最高金額」と思いがちだが、近年では標準的な金額であることが多い。
内定獲得「ポイント」その5
応募資格は絶対ではない?募集の範囲を見極めろ!
多くの人が持っているであろう「応募資格から外れていると、必ず落とされるのか」という疑問。未経験転職希望の場合、「応募資格に準じた経験・能力」があれば、条件を満たしていなくても書類選考通過の可能性は高まる。
内定獲得「ポイント」その6
事業内容の明記方法から企業の方向性を把握しろ!
展開している具体的な商品・サービスは、募集企業の生命線。事業内容を把握しきれていない場合には、応募する企業を研究するための材料の一つとして注目しよう。企業の浮沈を読み取れる重要な情報だ。
内定獲得「ポイント」その7
5つの企業データから風土が明らかになる!
「平均年齢」や「男女比率」「中途入社比率」などからは、募集企業の社風を読み取れ、「売り上げ」や「資本金」「従業員数」などからはその企業の体力を知ることができる。離職率など、マイナス情報が掲載されていれば、逆に人材が定着している企業と言えるだろう。
広告を読み込む必要性はマッチングの精査のため
募集する職種にもよるが、最近では人材募集をする際にWebを活用することが多くなっている。敢えて雑誌媒体に求人広告を出稿している理由を考えれば、企業が本当に欲しい人材像が見えてくるはずだ。雑誌媒体に出稿している理由は、「キャリアに対して前向きで、自分でモチベーションを高められる人材」を求めているからと言えるだろう。
求人広告から読み取らなくてはいけないのは、募集スペックだけではない。まず確認すべきなのは、自分の価値観と企業理念がマッチしているかどうかである。企業側は人材募集に多額の金額を投入している。また最近では、企業が成長するために定着率が注目される傾向にあるため、企業側も応募者とのマッチングを重視している。つまり、企業が発信する情報と価値観がどれだけ合っているかを見極めることが、内定獲得の近道と言える。ミスマッチな企業へ応募しても転職できる可能性は低く、仮に入社しても思う通りにキャリアアップできるとは限らないのだ。
多くの転職希望者は、応募する際に「募集要項」や「応募資格」だけを読んでいるのではないだろうか?本当に幸せな転職を実現するためには、スペック情報だけでなく、広告に記載されている全ての情報を読み込んで、募集企業とのマッチングを諮ることが重要なのだ。
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