「ITセールス→コンサルタント」のケース
書類作成「ポイント」その1
マネジメント経験は箇条書きで分かりやすく!
未経験からコンサルタントへの転職を志す場合には、マネジメント経験は必須。マネジメントした人数やその内容を明記するとともに、そのプロジェクトの成果を簡単に記すことが重要。ポイントは箇条書きで記載し、一目で成果が分かるようにすることだ。
書類作成「ポイント」その2
書類のプロローグとして冒頭に職務経歴の概略を!
転職回数や社会人経験年数を気にする人事担当者もいるため、「きれいな職歴」の人は冒頭に職務経歴の概略を記そう。逆に転職回数や異動回数が多いのであれば、職務経歴の概略の項目は削除するのが無難だ。
書類作成「ポイント」その3
数値は分かりやすく大きいフォントで明記!
「担当商品」「顧客層」「営業スタイル」「営業実績」などは、できるだけ詳細に明記する。人事担当者の目を引かせるためには、数値を見せるのが一番。数値部分は他より大きいフォントをするなど、工夫したいところ。時に「営業実績」などの業務の実績部分は金額や達成率、獲得件数などを必ず記載しよう。
書類作成「ポイント」その4
自己PRは職務経歴の前で論理的にアピールする!
未経験転職の場合、実績を目立たせるのではなく、「何をしたいのか」「何ができるのか」を記載することがポイントになる。応募する企業のホームページなどから企業理念を把握して書き記すことで、「自分の価値観とマッチしている」ことをアピールしよう。また、「どのような実績を活かして」、「なぜこの職種に応募したのか」を論理的に記載することで、転職動機のシナリオを作成しよう。
書類作成「ポイント」その5
個人目標が未達の場合はチーム成績と定性情報を!
業務成績・経験は数値を記すべきだが、個人で目立った実績を上げられていない場合もある。その時には、プロジェクトやチーム内の立場や、プロジェクト運営に貢献した内容など、定性情報を記そう。また個人で目標を達成していなくても、チームで目標を達成していればその旨を記載する。プロジェクト成功に貢献した内容と度合いが重要なのだ。
自己PRをメインにして情熱的な経歴書を作成
未経験転職の最大のポイントは、自己PRを中心に職務経歴書を作成することだ。営業職なら、職務経歴書を目標数値などのデジタルデータで作成することが絶対条件。その他ではマネジメント経験がある場合は、「マネジメントした人数」「金額的な規模」「期間」「成否」を箇条書きで記載したいところだ。箇条書きのスタイルにする理由は、数値を含む文章は長々と書くと、インパクトが薄れるため。特に素晴らしい成績を上げているのであれば、できるだけ簡単に記し、インパクトのある書類作成を心掛けるようにしよう。
逆に自己PR文は、ドラスティックな文章で書くべきだ。内容は「なぜこの職種への転身を志し、あまたある企業の中で、なぜこの会社に応募したか」となる。ホームページや求人広告などで事前に調べておいた企業理念を文中に記すことで、研究していることをアピールできる。文章の構成は
@「経験業務内容」
A「仕事に対する信念」
B「目標達成の内容」
C「応募企業の理念に共感した理由」
D「経験をどのように活かせるのか」
E「将来的な目標」
の順。できるだけ熱い気持ちが届くような文体にすることがコツだ。
職務経歴部分では、少しでも応募職種と関連性がある実績であれば、小さなことでもアピールするようにしよう。
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