<ベンチャー企業から応募者への質問>良い回答例とNG例【面接対策パーフェクトガイド】

ベンチャー企業に明確な定義はありませんが、新しいビジネスやサービスを展開する若い会社といえるでしょう。特に革新的なビジネスに挑戦する企業をスタートアップ企業と分けて言うこともあります。ここでは、そうしたベンチャー企業の転職面接で聞かれることが多い「理念やビジョンへの理解や共感」「部署を超えた業務への耐性」の2つの質問について、回答のポイントを詳しく解説します。あわせてOK回答例とNG回答例もご紹介しています。

「当社の理念(ビジョン)をどう思いますか?」

質問の目的は、「同じ方向を向いて一緒に働ける人か」の見極め

ベンチャー企業は、オリジナリティーのある理念やビジョンを強く掲げて社内外に発信していることが多いものです。つまり、理念やビジョンにこだわりを持ち、それらを共有でき、かつチャレンジ精神や成長意欲のある人材を求めています。

そんな「同じ方向を向いて一緒に働ける人か」を見極めるため、「自社の理念やビジョンを理解しているか・共感できるか」を問う質問が出るでしょう。事前に企業や経営者が発信するブログなどを丁寧にチェックして、準備しましょう。

回答のポイント

ベンチャー企業は、少数精鋭で1人1人が業績に与える影響が大きいため、より応募者の人柄や考え方、価値観を深堀してくる傾向にあります。素の状態を見たいので雰囲気自体はフランクな場合も多いです。

社長が深く質問してくることも珍しくなく、小手先の回答では見抜かれてしまうでしょう。まず、自分自身が企業とマッチングするのかを慎重に判断して応募することが前提です。その上で、可能な限り応募先企業の情報を収集してビジョンや理念を理解し、自分とどう接点があるのかを伝えるようにしましょう。

これならGood!良い回答例

御社のビジョン「圧倒的に楽しませろ」を見たときに、ゲームのクリエイティブにおいて「圧倒的」とは何だろうと考えました。思い至ったのは、「プレイヤーの誰にとっても分かりやすいもの」ということです。これまで携わってきた企画では、自分の感性に頼り切ることなく、可能な限りデータを集めて分析してきました。こうしたプレイヤーファーストでクリエイティブを追及する姿勢や経験は、御社でも活かせると思います。

ビジョンに共感する姿勢と、自分がそのためにどうアウトプットしていくのか(接点)を伝えています。何が正解かは企業それぞれですので、企業研究を踏まえて、自分が仕事で大切にしていることや貢献できることといった接点について考えてを深めておきましょう。

やってはいけない!NG例

御社のビジョン「圧倒的に楽しませろ」にとても共感しました。私自身、好きを仕事にしたいと思って御社を希望しました。自分自身がワクワクして仕事に取り組むことで、サービス面にもそれが表れてお客様にも伝わると思います。

企業それぞれなので絶対NGとまでは言えませんが、やや漠然とし過ぎていて稚拙に聞こえます。ベンチャー企業は即戦力を求めていることが多く、スキル面ですぐに活躍が見込める人を好みます。そのため、実績やスキルあるいは働く上で大切にしていること等と絡めて、入社後の成果がイメージできるような内容にする方がおすすめです。

「部署を超えた業務内容になるかもしれませんが、大丈夫ですか?」

質問の目的は、「自社の働き方についてこれるか」のチェック

ベンチャー企業は、大手企業や中小企業よりも1人に求められる役割が多く、そもそも組織が固まっていないこともあるので、「必要があればやる」という自主性、積極性がある人や、成長意欲が高くさまざまな仕事に取り組みたい人を採用します。入社すると部署や職種を超えた業務を任されることも珍しくないため、「部署を超えた業務内容になるかもしれませんが、大丈夫ですか?」など、ストレートに自社の働き方についてこられるかをチェックします。

回答のポイント

質問の目的の通り、ベンチャー企業は人数が少ないケースが多く、部署を超えた業務を行うことも珍しくありません。そのため、応募時点でそういった心構えを持っておく必要がありますが、回答する際は部署を超えた業務も自分に成長に繋げようとする姿勢を伝えることを意識しましょう。

これならGood!良い回答例

今の自分ではまだまだ足りないという焦りを感じて、自分を成長させる環境に飛び込みたいと転職を決めましたので、どんな業務にも取り組んでいきたいと思っています。仕事をする上で大切にしていることは「創意工夫」なので、主体的に考えて動いていきたいと思います。具体的には、今どのような働き方をされている方がいらっしゃいますか?

積極的な姿勢を示した上で、応募先企業での仕事の進め方を具体的に把握しようとする姿勢は、「意欲が高い」と好印象を与えるでしょう。
「本音のところは、働き方に少し不安がある」という方も、こうした聞き方で業務範囲や働き方の情報を引き出して、マッチングを検討することがおすすめです。

やってはいけない!NG例

大丈夫だと思います。〇〇〇が得意なので、基本的にはそちらを担当させて頂ければと思います。休日出勤も現職で月に1~2回程度はありますので、大丈夫です。

面接官によっては「〇〇〇以外はあまりやりたくないのかも」「業務の選り好みをする人か?」という疑念を持つかもしれません。また、休日出勤の経験を引き合いに出すのは、やや的外れな回答とも受け取れます。単純に業務量のキャパを聞いているのではなく、「部署の枠を超えた業務への対応」について問われているというニュアンスをふまえた回答をしましょう。
「働き方に少し不安がある」という方は、「良い回答例」のように情報を引き出して、マッチングを検討することがおすすめです。

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