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経営コンサルタントの職務経歴書サンプルと書き方のポイント

経営コンサルタントの採用試験用の職務経歴書を作成する際には、担当業務を明確にして実績とリンクさせることが重要です。業務内容やクライアント企業の規模等は幅広いため、具体的に何をしてきたのかを企業側に伝える必要があります。職歴の詳細について「5W1H」(だれが、いつ、どこで、なにを、なぜ、どのように)を明確にして記載し、経験してきたことを採用担当者に正確に伝えましょう。また、転職理由(転職の必要性)についても重要視される傾向が強いので、意識的に矛盾のない書類に仕上げることが重要です。

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経営コンサルタントの職務経歴書を書くポイント

具体的な担当業務と役割を明確に記載する

経営コンサルタントは、取引先企業の規模や担当する業務によって職務内容が異なるため、行う仕事の幅が広い職種です。経験やスキルを企業側が正しくイメージできるよう、具体的な担当業務や役割(肩書)を明確に記載しましょう。また、経営コンサルタントは契約期間の終了に伴い取引先が移り替わるケースが多く、所属企業にこだわる必要性が乏しいので、転職を希望する際には応募先企業が納得する転職理由(転職の必要性)が必要です。職歴と転職理由が論理的に繋がることを念頭に置いて職務経歴書を作成しましょう。矛盾点があると信憑性が薄れ、選考で不利になる可能性があります。

保有スキルをまとめてアピールする

経営コンサルタントに必須の資格はなく、さまざまな業界知識や経営関連知識、コンサルティング経験、コミュニケーションスキル等といった保有スキルの重要性が高いです。職務経歴書の分かりやすいところに「経験・知識・スキル」について簡潔に明記し、採用担当者にそれらが正確に伝わるように工夫しましょう。経営コンサルタントは職務経歴書に記載すべき内容が多いので、下記のサンプル(フォーマット)のように見やすくまとまったレイアウトにすることが重要です。

数値を明確にして実績をアピールする

「5W1H」に加え、具体的な数値を盛り込んで職務経歴書を作成することにより、実績の具体性が増します。売上や経常利益の上昇率、生産性の改善割合、取引先企業の売上規模等、アピールポイントになる実績については数値を明確にして記載しましょう。その上で業務内容や具体的な改善策を伝えることにより、実績の信憑性が増すと共に、人材価値を正確に伝えられます。

経営コンサルタントに求められる能力

財務状況、生産(仕入)ライン、人事等といった企業の経営状態を見極める分析力によって経営上の問題点を探します。データや事実調査、文献調査、Web調査等を基に論理的に分析するので、ロジカルシンキングを日常的に行うことが重要です。

経営コンサルタントは取引先企業でプロジェクトチームを組むことがあり、その際には管理能力やリーダーシップ、コミュニケーションスキル等のクライアントマネージメントスキルが必須になります。

業務の性質上、報告書を作成するスキルが必要になります。文章力はもちろん、図解力やデザイン力も必要になります。それらのスキルについては職務経歴書でアピールできるので、見やすいレイアウトの文書を作成しましょう。

コンサルタントに最も必要なスキルの一つは企画・提案力です。営業的な視点でリサーチや企画書などを準備して、顧客に対して提案します。特に経営コンサルタントは経営層に対してプレゼンを行う機会が多いため、高レベルの知識と説得力が必要です。

経営コンサルタントの職務経歴書サンプル

この職務経歴書は営業企画を経験している30歳 男性の書き方サンプル例になります。

職務経歴 概略

この職務経歴書は経営コンサルタント(戦略コンサルタント)を1社経験している場合の書き方サンプルになります。

20XX年X月~ 株式会社 ○○
  現在に至る

職務経歴

■20××年×月~現在に至る
株式会社 ○○ 
【事業内容:経営コンサルティング/資本金:○億円/売上高:△億円/従業員:×名】
業務内容:下記のプロジェクトに従事

期間 業務内容
20XX年X月

200X年X月
(X年Xヶ月)
株式会社 ○○
[プロジェクト内容]
●経常収益2,000億円以上国内カード会社におけるBPRプロジェクト (会員獲得チャネル別の採算性評価・予算策定根拠の検証・予算実績管理上の課題抽出と解決の方向性のとりまとめ・営業拠点別業務のばらつきの実態調査を担当)

[役割]
アナリスト
20XX年X月

200X年X月
(X年Xヶ月)
同社
[プロジェクト内容]
●経常収益1 兆円以上の某大手金融機関 新規店舗出店戦略の立案 (未開拓地域へ新規店舗を出店するにあたって、出店立地と出店形態を検討する上での方法論を確立)

[役割]
アナリスト
20XX年X月

200X年X月
(X年Xヶ月)
同社
[プロジェクト内容]
●売上高約1兆円の某大手メーカーにおける営業生産性改善・人材育成プログラムの策定と実行 (リテールと法人、それぞれの業務の営業効率改善プログラムを策定。長期的な成長力維持のため、人事制度の仕組み作りにも言及)

[役割]
アナリスト
20XX年X月

200X年X月
(X年Xヶ月)
同社
[プロジェクト内容]
●経常収益約3,000 億円の準大手金融機関 営業生産性改善・人材育成プログラムの策定と実行 (金融機関におけるリテールと法人、それぞれの業務の営業効率改善プログラムを策定。融資、投信販売の年間新規獲得額の20%の増加を見込む。長期的な成長力維持のため、人事制度の仕組み作りにも言及)

[役割]
アナリスト(一部マネージャーの役割を兼任)

得意分野

・企画スキル(調査設計、企画書作成、提案)
・情報収集スキル(文献調査、Web 調査、アポイント段階からのヒアリング調査)、分析スキル(SWOT分析 等)
・報告書作成スキル(文章力、図解力、デザイン力)
・クライアントマネージメントスキル、リーダーシップスキル・チームマネージメントスキル
・PCスキル(Word、Excel、PowerPoint)

保有資格

20XX年X月 TOEIC890点
20XX年X月 ○○大学大学院MBA

自己PR

私の強みは、経常利益が数千億~1兆円の大手企業に対してコンサルティングを行った経験が豊富にあることです。企業の規模が大きいほど戦略的な失敗による損失が大きくなるため、細心の注意を払って調査・分析を行い、経営視点でお客様の利益を最大化できるように経営企画を立案いたします。今後は、これまでに培ったノウハウを活かし、コンサルタントの育成にも注力して参りたいと考えております。貴社に貢献できるよう、成長意欲を持ち続けて精進して参る所存です。

職務経歴書のセルフチェック方法

完成度を高めるために、内容を再確認することが重要です。
以下を参考にして、職務経歴書をブラッシュアップしましょう。

職務経歴書のチェック項目

職歴を「5W1H」で明確に伝えられていますか?

  • いつ(西暦表記・在籍期間)
  • どこで(在籍企業・所属部署・常駐先)
  • どんな立場で(役職・役割・責任の範囲)
  • 誰に対して(社内関係者、社外経営者、社外担当者)
  • 何を(業務内容)
  • どれくらい(取引先 ≪企業規模、顧客数≫)

自己PRになる情報を盛り込めていますか?

  • 成果・実績(改善後の数値、社内評価など)
  • 得意分野(マネジメント力など)
  • 専門スキル(PCスキル≪Word、Excel、PowerPointなど≫、専門知識≪業界知識、業務知識≫)
  • 応用スキル(語学力、ビジネスマナー、PCスキル、プレゼンスキルなど)

情報が正確に伝わる内容に仕上がっていますか?

  • ビジネス文書(名詞・体言止め)
  • レイアウト(記号・改行・表で見やすく)
  • 具体性(5W1H・数値・専門用語)
  • PRポイント(得意分野・業務内容)
  • 適性(求める人物像に合致)
  • マネジメント(人数・成果)
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