毎日を仕事で忙しく過ごしていると、休日には山や川、これからの季節だと紅葉を見に出かけたいと思うことはありませんか? お休みの日にドライブに行くだけで、意外とリフレッシュになるものです。日々の仕事に疲れたとき、ドライブに出かけるためには、やっぱり車があると便利です。
また、仕事で車を使うことが多い職種の方は、会社で車を買い替えなければなければならないことが、ままあるかと思います。とはいえ、新車を購入するとなるとお金がかかりそう……。出ていくお金のことが心配になって、なかなか動きだせないですよね。
そこで、今回はお得に中古車を探す方法を伝授します。
中古車は車種や値段などをしっかりと吟味してじっくり探すことが大切です。特にポイントとなるのは走行距離と修理履歴。走行距離が少なければそれだけ故障も少なくなります。併せて修理履歴の有無も必ず確認しましょう。同じ車種で同じような走行距離でも価格が大きく違う場合があります。それは、修理履歴の有無による違いです。修理履歴を確認してみたら実は大きな事故を起こした車で、非常に大規模な修理を行っていたなんてこともあります。不安があれば販売店に必ず聞いてみましょう。かなり詳しく教えてくれますよ。
そうやって欲しい車が決まったらあとは販売価格を支払って、あとは買うだけ! と思うかもしれませんが、そうはいかないのが車です。なぜなら自動車所得税がかかる可能性があるからです。
自動車所得税がかからない車とは?
新車の場合はメーカー希望価格の90%に対して5%(軽自動車なら3%)の自動車所得税がかかります。中古車の場合、車代が50万円を超える場合には、自動車所得税がかかります。その税額は中古車の販売価格ではなく、国が設定した残価率によって算出される点です。中古車の場合、普通自動車なら登録から6年以内、軽自動車なら4年以内のものには、自動車所得税がかかります。
そこで狙い目なのは普通自動車なら登録から6年以上、軽自動車なら4年以上経過している50万円以下の車。これなら自動車所得税がかかることはありません。
車検の有無が、車両価格の違いに反映される!
また購入時に確認しておきたいのは車検の有無。車検は定期的に受けなくてはいけないものです。車検の際には車検のための検査費用に加え、自賠責保険料、重量税、印紙代がかかります。最近では車検の検査費用もだいぶ安くなっていますが、それでも10万円ぐらいは見ておいた方がいいでしょう。
中古車の場合、次の車検までの期間の長さによって、価格が変わってきます。丸々2年残っている場合は少々割高ですが、車検を2年間受ける必要はありません。車検切れ直前となると、購入後すぐに車検を受ける必要があるので、別途10万円を用意しておかなければなりません。車検の有無も、中古車を選ぶ際には大切なポイントとなります。
中古車もネットで探せる時代に!
なるべく安く抑えたいなら、まずは自動車所得税がかからないタイプを見つけ、その上で車検が多く残っているものがベストです。
今ではネットでもかんたんに中古車を探すことができるので、ぜひ安い車を見つけて、行動範囲を広げてみましょう!