年収アップに直結する資格というと、何を思い浮かべますか?
仕事をする上で資格が必要になる人や、年収をアップさせるために資格を取得する人など、取得する理由は様々。その中で気になるのが年収の高い資格。一体どんな資格が、高年収となっているのでしょうか?
一般的に年収につながる資格は『国家資格』です。国が行っている資格試験なので、それだけ信頼性も高く、会社から独立しても収入を得られるような資格が多くあります。『平均年収.jp』では、そんな国家資格の年収を独自に調査、発表しています(参考:平均年収.jp 国家資格の年収)。
国家資格によって平均年収が1000万円を超えるのは『弁護士』と『医師』でした。しかし弁護士、医師共に大学から専門の勉強をしていないと、取得することができない資格です。そのため、転職先と考えるとあまり現実的ではないかもしれません。
ところが年収800万円を超える国家資格を見てみると、大学などで基礎的な勉強をしていなくても受験できるものがあげられていました。
平均年収800万円以上の国家資格は?
それが『公認会計士』と『弁理士』です。『公認会計士』は財務書類の監査や証明をする仕事。ほとんどの会社は公認会計士にお世話になっています。公認会計士試験の受験資格は特になし。ということは、やる気があって勉強をしていけば、公認会計士になれるかもしれません。
なお、筆記試験に合格したら業務補助を2年以上行い、実務補習を修了して初めて認定され、公認会計士になることができます。『弁理士』は知的財産に関する様々な業務を行う仕事。例えば特許や意匠・商標の申請などを行います。
弁理士試験も公認会計士試験同様、受験資格は特にありません。弁理士になるには試験に合格し、国が指定した機関が実施する実務修習を修了すると、弁理士として登録されます。
受験資格ナシだが、難易度は高い?
年収800万円以上の公認会計士、弁理士は、受験資格がないという点で魅力です。しかし法律に関することを学ばなくてはいけませんので、それなりに難易度が高くなっています。それでも資格で高年収を目指すなら、狙い目の国家資格かもしれませんね。