教育担当になったら、悩みは本で解決しよう!
教育担当は、会社の将来のための人材を育てる、非常に重要なポジションです。しかし重要だからこそ、担当者は常に悩みを抱えています。
今回は、教育の現場で悩みがある方に、ぜひ読んでほしい本をご紹介します。
会社が社員に求めることは『業績に貢献できる人材』になってもらうこと。教育を担当することになったら、会社が求める人材になるよう、教育をしていくことになります。ところがなかなか思ったように育成が進まない…。そんな経験を、教育担当者は何度もしているはずです。
また初めて部下がついたなど、初めて教育の機会を得た人は「どうしたらいいのか分からない」ということもあると思います。
そんな方々にお勧めの本が、その名もズバリ『人材育成の教科書』(中尾ゆうすけ著・こう書房)です。
人材育成に大切な、3つのキーワードとは?
『人材育成の教科書』の著者 中尾ゆうすけ氏は、一部上場企業の人事部門で人材開発、人材教育を手がけてきた、人材育成のプロ。中尾氏は著書の中で、人材育成に大切な3つのキーワードを授けてくれています。
まずは『目的意識』。あなたは新人に対して、どのように育てて行きたいのか。目的意識の重要性を解きます。
次に『ヒューマンスキル』。円滑な人間関係を構築するためには、どのようなスキルが必要で、どのように伝授していくのか。
そして『真剣な情熱』。仕事に対して真剣な情熱を、どのように持たせていくのか。真剣な情熱をもたせることで、新人はあなたの真剣な情熱に反応してくれると言います。
これらの3つのキーワードを元に、どのように人材育成をしていくのかを、著者の実例で紹介してくれています。
新人目線から、必要なことを説いていく!
この本の特長は、新人からの目線で解説が入っていること。あなたにも新人時代は必ずあったはずで、新人の視点で何を教えてもらっていたら良かったのかということに気づかせてくれる1冊です。また、人材育成のプロが実践していた事例を元にしているので、実際に挑戦しやすいことも、この本の利点のひとつです。
今、人材育成に悩んでいる方、初めての部下への教育に悩んでいる方。ぜひこの教科書を参考に、会社の業績に貢献できる人材を育てていきましょう。