妹の友達と結婚なんてアリ?
近年、晩婚化が進んでいますが、その理由のひとつに「出会いの場が少ない」ことが挙げられます。では、今結婚している人は、相手とどうやって出会ったのでしょうか?
調査結果を見てみると、冒頭の『妹の友達』なんていうこともあるようです。
厚生労働省では5年に一度、結婚や、夫婦の出生力に関する実情を調査する『出生動向基本調査』を実施しています。最新の調査である2010年に実施された『第14回出生動向基本調査』を見てみると、過去の調査と比較したとき、既婚者の出会いは変化していることが分かります。
既婚者に『出会いのきっかけ』を聞いたところ、1982年の第8回調査では、トップはなんと『見合い結婚』。実に29.4%。2位の『職場や仕事で』の25.3%よりも4%も上回っていました。
『見合い結婚』って、最近はあまり耳にしませんよね? それもそのはず、2010年の調査で『見合い結婚』は、わずか5.2%。かつては結婚のかたちとして大勢を占めていた『見合い結婚』は、現在は活発ではなくなっています。
では2010年、出会いのきっかけで最も多かった解答はなんだったんでしょうか?
最も多いきっかけは『友人・兄弟姉妹を通じて』
2010年で最も多かったきっかけは『友人・兄弟姉妹を通じて』が29.7%。2位の『職場や仕事で』の29.5%をわずかに上回っていました。
確かに、友人の紹介だと知り合いからの紹介という点で安心感がありますよね。これが兄弟姉妹の友達なら、肉親の友達ということで、さらに安心感は上がりそうです。そして、実際に付き合って、結婚に至っているカップルの確率も最も高いんです。
1982年の調査では『友人・兄弟姉妹を通じて』は、20.5%で3位でした。現在はお見合い結婚が減った分、実に10%近くの既婚者が、友人・兄弟姉妹を通じて知り合っています。
今の時代、妹の友達との結婚はアリ!
もしもあなたが「結婚したい!」と思っていて、相手を探しているのであれば、兄弟姉妹の友人と会ってみてはいかがでしょうか? 特に兄弟姉妹がいる人なら、自然とその友人と出会うことも多いと思います。今の時代、弟の友達、妹の友達と結婚する人は意外と多いみたいです。
友人の紹介や、兄弟姉妹の友達から結婚相手になる可能性は大いにあることを覚えておきましょう。