リスニングの勉強って、なかなか難しいですよね。
英語は中学・高校と勉強していますが、いざ英語で会話をしようとなると、相手が何を言っているのか分からない、そんな経験はありませんか？
英語のリスニング力を高めるには、どんな勉強方法が適しているのでしょうか？
効果的だと言われている英語の勉強法は、海外ドラマや映画、洋楽を聞く事です。これらはある程度正しい勉強法です。リスニング力を高めるには、まず英語に慣れなくてはいけません。ドラマや映画、洋楽なら自分の好みのものを選択することで、飽きる事なく英語に慣れることができます。
しかし、これだけではリスニングの勉強が完璧、とは言えません。次のステップを踏む事が、リスニング力を高めることにつながります。
リスニング力を高めるには『精聴』が必要！
それは『精聴』をすること。精聴とは同じ教材を何度も聞くことでリスニング力を高めることです。先のドラマや映画をたくさん見る事は『多聴』と言われています。実は多聴だけの場合、細かな表現や分からなかった所を飛ばしてしまいがちになります。そこで同じ教材を何度も聞く精聴で、リスニング力を磨く事が必要なのです。
精聴の手順は、まず聞いた言葉を紙に書き取ること。次に訳を見ながら書き取りに間違いがないか確認すること。そして再度教材を見て、間違ったところを注意深く聞く、という手順で進めていきます（参考：参考：日経Bizアカデミー 安河内哲也のTOEIC活用英語力アップ術）。
精聴をすると、最初は聞き取れなかった単語、発音などを確認することができます。また、完全に聞き取れるようになったら発音を真似て練習することで、スピーキングの練習にもなります。
ネットで見られるスピーチがオススメ！
ただしドラマや映画を精聴しようとすると、やはり自宅でじっくりせざるを得ず、なかなか時間が取れません。そんな方にオススメするのが『TED.com』。
あらゆる分野の著名人がスピーチをすることで有名なTED。10分から20分程度のスピーチの模様を、字幕付で紹介していますので、精聴にはもってこいです。スマートフォンからアクセスをすると英語の字幕しか見ることができませんが、パソコンから動画を見ると、日本語訳も見ることができます。
外出先で英語の書き取りと確認を行ったあと、自宅で訳のチェックを行うのもいいかもしれません。
リスニング力を磨きたいなら、まず精聴。TEDのスピーチで、あなたも精聴してみてはいかがですか？
