職業の半数近くが10年後になくなる!? なくなりそうな仕事の種類と、今身につけておきたいこと

職業にはたくさんの種類がありますが、その半数近くは10年後には消えるかも? イギリスで発表された論文が話題となっています。果たしてどのような種類の職業がなくなると予想されているのでしょうか? あなたの仕事は10年後にはどうなっているのか、シミュレートしてみましょう。

職業の半数近くが10年後になくなる

人間の仕事を奪っていくのはコンピュータ。イギリスのオックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行っているマイケル・A・オズボーン准教授は、米国労働省に登録されている702種類の職種が、コンピュータによってどれだけ自動化されるかを分析しました。 分析の結果、10年後には米国の雇用者の約47%の仕事が自動化されるという結論が出ました。

確かにコンピュータが進歩すると、人間の手を使わずにすむ仕事は多くあります。10年後に90%の確率でなくなると論文の中で言われている『データ入力作業員』。スキャナの技術が進歩してくれば、データを手で入力することはなくなるというわけです。

また『簿記、会計、監査の事務員』も、基本的に計算はコンピュータがしてくれるので、今より人数はずっと少なくてすむことになります。さらに今後は『人工知能』の進歩が進み、あらゆる仕事がなくなると想定されるそうです。

接客業もなくなる時代が!?

最近日本でも、接客ができるロボットが話題となっています。まだ商品化されたばかりですが、今後進歩していけば本当に店員は必要なくなる可能性があります。

自動運転車も、人工知能の進化の賜物です。人工知能が進化して安全な自動運転車が完成すれば、バスの運転手や輸送トラックの運転手も必要なくなるかもしれません。なにもかもが自動化されていく仕事の中で、コンピュータ化の障壁となる仕事特性もあります。

自動化できない特性と言われるスキルを身につける!

例えば『交渉力』。ビジネスにおいては様々な交渉があります。交渉時には非常に微妙な『駆け引き』がありますが、駆け引きはなかなか自動化できない特性だそうです。その他にも『手先の器用さ』『芸術的な能力』『説得力』など、機械で自動化できない仕事は、10年後以降もなくならないと見られています。

あなたの仕事は、人工知能が発達したときになくなるような仕事ですか? もしもコアな仕事がコンピュータを使うことで将来自動化されそうなら、自動化できないといわれる特性を身につけるように努めてみてはいかがでしょうか?


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