内定から入社に至るまでのプロセスは、わだかまりを残さないよう、スマートにこなしたいもの。退職する意志を正式に表明するものが退職届である。
一方的に退職願を書き、提出するのは、言語道断。退職の意志が決まったら、まず直属の上司に相談する。その上で退職日なども決め、退職願を作成するようにしよう。離職届など、退職してから取りに行かなければならない書類などもある。また、転職した企業によっては、前の職場がクライアントになる可能性もゼロではない。多かれ少なかれ、退職後も前にいた企業との関わりは続くことを肝に銘じておこう。
POINT1 退職届けの記入例
1 私議
私儀は、謙虚な意味を込めて行末に入れる。
2 退職理由
特別な理由はいらない。「一身上の都合」でかまわない
3 退職日
退職日を記入する。上司と相談して決めた方がよいだろう。有給休暇が残っている場合は、消化後の日にちにするのが一般的
4 提出日
上司への提出日を記入。
5 宛名
提出するのは直属の上司でも、宛名は会社の最高責任者宛にする。敬称は殿。自分の名前よりも上に来るように。
POINT2 便せん・封筒など
便せん、封筒共に白地の物を使う。封筒の表紙には「退職願」、裏には所属部署と氏名を記入
POINT3 円満退社に向けて
●ヘタな嘘は絶対につかない。辞める理由と自分のキャリア設計までを、正直にキチンと話す
●事前準備が大切です。周囲の人に迷惑をかけないように、退職までのスケジューリングは用意周到に
●自分より先に辞めた先輩の“退職までの様子”を事前勉強しておくこと。その会社における「上手な辞め方」は、マニュアルではわからないのだ
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