A4サイズの履歴書送付時に封筒に貼る切手料金は?転職の基本マナーを解説

公開日:2023年10月20日 #転職準備 #キャリア #転職知識

A4サイズの履歴書送付時に封筒に貼る切手料金は?転職の基本マナーを解説

履歴書を送付する際は、利用する封筒サイズや重さによって切手料金が異なります。そのため、どのサイズの封筒を選べば良いのか、切手料金はいくらのものを貼ればいいのか迷う人も少なくありません。

そこで、この記事では履歴書の送付時に必要な切手料金や転職の基本的なマナーについて解説します。面接時におさえておきたいポイントについても紹介しているので、気になる人はチェックしてみてくださいね。

履歴書を送付する際の切手の料金は?

履歴書を郵送する際の切手の料金は、どのように郵送するかや重さによって異なります。
ここでは、履歴書の発送方法と料金について解説していきます。

A4サイズの履歴書を折らずに封筒に入れる場合

A4サイズの履歴書を折らずに郵送する場合は、角形2号の封筒の使用がおすすめです。角形2号は規格内の定形外郵便物となります。50gごとに郵送料金がアップします。郵便物の重さが50g以内であれば120円の切手、50g以上100g以内であれば140円の切手を貼って出しましょう。

A4サイズの履歴書を3つ折りで郵送する場合

A4サイズの履歴書を3つ折りで郵送する際は、長形3号の封筒の使用がおすすめです。長形3号の封筒は定形郵便物として扱われます。そのため、25g以内であれば84円の切手、50g以内であれば94円の切手を貼って出すことが可能です。

なお、履歴書は基本的には折らずに郵送をしたほうが良いでしょう。ただし、企業によっては3つ折りや4つ折りで郵送するように指定される場合もあります。

B5サイズの履歴書を折らずに封筒に入れる場合

B5サイズの履歴書を折らずに郵送する場合は、角形3号の封筒の使用がおすすめです。角形3号は規格内の定形外郵便物となります。そのため、50gごとに郵送料金が異なるので注意しましょう。郵便物の重さが50g以内であれば120円の切手、50g以上100g以内であれば140円の切手を貼付して郵送します。

B5サイズの履歴書を4つ折りで郵送する場合

B5サイズの履歴書を4つ折りで郵送する際は、長形4号の封筒の使用がおすすめです。長形4号の封筒は定形郵便物として扱われます。

25g以内であれば84円の切手、25g以上50g以内であれば94円の切手で郵送することが可能です。郵便物の重さがわからない場合は、郵便局の窓口に持って行くと重さを量ってもらえます。

切手の料金不足・超過にならないように注意しよう

切手の料金が不足していた場合、基本的に履歴書の受取人である企業が不足分を支払うことになります。そして、企業に届く前に返送される可能性もあるので注意が必要です。どちらの場合でも企業側にマイナスなイメージを与えてしまう危険性があるので、郵送する際はよく確認を行いましょう。

また、切手料金が超過している場合、受取人である企業が払う必要もなく、履歴書が届かないこともありません。ただし、切手料金が間違っていることに気づかれると、注意力が足りていない印象を与える可能性があります。

そこで、切手料金の不足や超過を防ぐために、複数枚の切手を組み合わせて貼付する場合はできるだけ少ない枚数で済ませましょう。

A4・B5用紙の1枚の重さは約3~5gと覚えておくと安心です。ただし、郵便局に持ち込むのが一番確実なので、不安な人は郵便局で切手を購入すると良いでしょう。持ち込む際は、利用する郵便局の営業時間を事前に調べておくことが大切です。

履歴書を送付する際におさえておきたいマナーをチェック

履歴書を送付する際は、いくつかのマナーを守ることが大切です。マナーが守られていないと常識がないと判断され、マイナスな評価につながる可能性があるので注意しましょう。ここでは、おさえておきたいマナーについて紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

白色の和封筒を選ぶ

ビジネスの慣習にならい、履歴書を郵送する際は和封筒の使用が一般的です。封筒の色は白でも茶色でも問題はありませんが、白色だと宛名や朱書きが見えやすいため、白色のほうがおすすめです。

また、履歴書は折らずに入る封筒を選ぶのがマナーといわれます。これは、履歴書を受け取った企業側が、コピーしたりクリアファイルなどに入れたりしやすくするためです。

このように、受け取る相手のことを考えて封筒の色やサイズを選びましょう。

送り先を間違えない

企業側が指定する送り先に誤りがないように、書類を郵送しましょう。

送り先を間違えてしまった場合、あて先変更や取戻請求が可能です。ただし、手数料がかかるだけでなく、期日内に届かない危険性もあるので、郵送前によく送り先を確認しましょう。

また、使用する敬称は送り先によって異なるので注意が必要です。

・会社/部署/係宛→御中 (例)人事部 御中
・担当者個人宛→様 (例)人事部 〇〇様

「宛名」「送り主」「切手」の位置に注意する

和封筒に宛名・送り主を書く場合や切手を貼る際は、位置に注意する必要があります。

まず、封筒表面の右側に住所、中央に企業名や部署名、担当者名がわかるときは担当者名を書きます。担当者名が不明なときは「〇〇部 御中」と書きましょう。

表面の左下には赤字で「履歴書在中」「応募書類在中」などと書いて赤枠で囲み、内容物を記載します。そして、切手は封筒の表面の左上に、はがれないように貼ります。

また、封筒の裏面の半分より左側に送り主の情報をまとめて書きます。封筒の左半分の右寄りから、住所・氏名を書き、住所上には横書きで郵便番号を書きましょう。さらに、郵便番号の左上には縦書きで送付した日付を記載します。

履歴書を送るときはここを注意!

履歴書を送る前に、以下の項目をチェックしましょう。

・履歴書に誤字脱字、記入漏れがないか
・指定された写真が貼付されているか
・必要書類が揃っているか
・封筒に記載の宛先は合っているか
・封筒の表面に「履歴書在中」などが赤字で記載されているか
・切手の種類や料金に間違いないか
・封筒の裏面に送り主の氏名、住所が記載されているか
・のりまたは両面テープできちんと封がされているか
・「〆」がペンで書かれているか

転職成功に不可欠なマナーを身に付けよう

書類選考に通過したら、面接に進むことがほとんどです。転職採用ではビジネスマナーが身についているかどうかが評価の対象となります。また、マナーを身につけることは相手への配慮につながり、ビジネスの現場でも重要視されるので覚えておきましょう。

以下は面接時におさえておきたいポイントです。

・正しい敬語を理解している
・場に適した服装・身だしなみができている(髪型、靴、鞄など)
・入室・退室などの行動マナーを理解している
・受け答えのマナーを理解している

例えば、面接時には男女共通でスーツが基本です。そして、スーツの色は黒や紺、明るすぎないグレーが無難。男性の場合はネクタイやワイシャツの色の配慮も必要になります。

このように、服装だけでも知っておくべきマナーがいくつかあるため、面接に備えてマナーがきちんと身についているかチェックしておきましょう。

面接に向けて身につけておきたいマナーについては、「面接中の基本マナーとタブーリスト」の記事で詳しく解説しています。

転職マナーを押さえて採用担当者からの評価をアップさせよう!

A4サイズの履歴書を送付する際には、使用する封筒や重さによって切手料金が異なります。ただし、企業から指定がない場合、履歴書は折らずに送付するのが基本です。また、使用する封筒は和封筒が一般的であり、茶色よりも宛名や朱書きが見えやすい白色がおすすめ。宛名や送り主の書き方や切手の位置に注意し、評価アップを目指しましょう。

また、面接時にもおさえておきたいマナーはいくつかあるので、事前に確認しておくと安心です。

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監修

   type編集部
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