会計士の年収はいくらかご存知ですか? 試験の合格に苦労しそうなイメージがある会計士ですが、年収はなかなかのようです。 そして今、公認会計士が不足していると言います。高年収を狙うなら、今がチャンスなのかもしれません。
公認会計士は医師、弁護士に並ぶ三大国家資格と呼ばれています。そして公認会計士試験には受験資格が特にありません。医師なら医学部、弁護士なら法学部といった、専門的な勉強を学校でする必要がありません。やる気さえあればチャレンジできることが魅力です。驚くのはその年収。公認会計士の平均年収は当サイト調べで800万円! キャリアを積めば1000万円も目指せる資格です(type 年収の裏側的稼げる資格ベスト10 本文より)。
稼げる資格ですが、現在は公認会計士試験への受験者数が減少。当然合格者も減っているため、会計士が不足しているのです。
平均でも年収800万円の会計士!
公認会計士試験は難関ゆえに高収入。2008年には受験者数約2万人、約3500人の合格者を排出しています。しかし公認会計士を雇い入れる監査法人の採用枠より多い合格者数が数年続き、せっかく合格しても働く場がないという状況が続いていました。
ところが2014年度は受験者数約1万人、合格者数1102人まで減少。2013年度からは合格者数の方が、監査法人の採用枠より少ないという現象が起きています(日本経済新聞 2015年2月2日付)。 受験者数と合格者数が減少している今こそ、公認会計士試験にチャレンジする絶好のチャンスです。しかし勉強には数年を要する覚悟も必要です。
標準学習期間は2年以上!
公認会計士試験の標準学習期間は2年以上が必要です(type 年収の裏側的稼げる資格ベスト10 本文より)。試験は短答式試験4科目、論文式試験5科目への合格が必要。合格した科目は2年間免除されるため、今年はあの科目とこの科目、といった勉強方法をとることが一般的です。標準学習期間は2年間ですが、さらに時間が掛かることも予想した計画立案が必要です。
公認会計士へのチャレンジは今がチャンス! とにかく試験合格への道のりが長い公認会計士試験。しかし合格すれば会計士として売り手市場、こちらが働く場所を選択できるという環境です。年収を大幅アップさせたいと思っている方、以前から公認会計士にチャレンジしたいと思っている方は、今が勉強を始めるチャンスですよ。