職場での人間関係、うまくいってますか? いろいろな人間が集まる職場では、人間関係が複雑になりがちです。人間関係が複雑になってしまうと、仕事上でのストレスも溜まりやすくなってしまいますよね?
職場の人間関係を円滑にするためには、何が必要なのでしょうか。それはズバリ『信頼関係』。では、実際にどのように信頼関係を築けばいいのでしょうか?
知人・友人から「絶対に言わないで」と、話をされることはありませんか? 実はこれ、言う側は言われる側を信頼したいと思っているからなんです。そして「絶対言わない」ことを守ることが、濃厚な信頼関係を築くと言います(exiteニュース 9月17日付)。
言われる側は「社交辞令で「言わないで」と言っているんじゃないの?」と軽く思うかもしれませんが、言う方は真剣です。この『約束』を守ることが、相手から信頼を得るために必要で、より濃厚な人間関係を築いていくというわけです。
さて、これを職場に置き換えてみるとどうでしょうか? 職場でもたくさんの『約束』がありませんか? 職場での『約束』を守ることこそ、職場での人間関係を円滑にするための、信頼関係を築いていくのです。
仕事上の『約束』はどんなこと? どんなことでも『約束』を把握しよう!
例えば『遅刻』。これは約束どおりの時間に出勤しなかったということですよね。交通機関の乱れなどは仕方ありませんが、もしも寝坊など個人的な理由で遅刻をしてしまえば、上司だけではなく同僚からも信頼を得ることは難しくなります。
また取引先との約束を破ってしまうと、本人だけではなく会社の信頼をも損なってしまいます。会社同士の約束を、個人的な理由で破ってしまったら、社内だけではなく社外的にも信頼関係は崩れてしまいます。
さらに上司から「これをなるべく早く仕上げておいて」なんていう仕事上の依頼を受けることがあると思います。この「なるべく早く」を上司は「午前中に」、あなたは「今日中に」と思っていたら、どうなるでしょうか? あなたとしては今日中に仕上げることで上司との約束を守ったと考えると思います。しかし上司としては午前中に仕上げて欲しかった。上司から見ると、あなたは「約束を破った」と考えられてしまいます。
上司から「なるべく早く仕上げておいて」と言われたら、「では今日中に仕上げます」など、自分から時間を提示することが必要でしょう。
『約束』を守って、人間関係を円滑にしよう!
信頼関係を築くためには『約束』を守ること。このことを徹底することで、職場内での信頼関係を築いていくことができます。そして、信頼関係を強固にすることこそが、人間関係を円滑にしていきます。もしもあいまいな『約束』を提示されたら、しっかりと期限などを確認することが必要になってきます。
何か依頼を受けたとき、その依頼にはどんな『約束』があるのかを把握し、その約束を守ることを徹底してみてください。