部下から上司への転職の報告、どんなタイミングで、どのように行えばいいのでしょうか？
会社に在籍しながら密かに進めていた転職活動がうまくいき転職先が決まったのなら、必ず行わなければならない上司への退職の報告。上司は部下の管理責任がありますので、何も言わずにいることは絶対にできません。
転職が決まったら、なるべく早く上司へ報告をしましょう。内定をもらったあと、転職先へ入社可能な日を決め、それを転職先へ報告しなければなりません。長引かせることは転職先の会社にも失礼にあたりますので、できるだけ早く今の上司とアポイントを取りましょう。
「個人的なご相談があります。都合の良い時間を教えていただけないでしょうか？」
このようなアプローチでアポイントを取り、退職の報告を行います。
円満退職をしたいときの報告方法
退職の報告で必ず伝えなくてはいけないのは、転職に至った経緯です。
「他にやりたい仕事が見つかった」
「給料が高いところが見つかった」
「今の会社に気に入らないところがある」
本音では様々な理由がありますが、円満に退職したいのなら、会社の批判につながるような理由は伝えない方が賢明です。特に上記の場合なら「今の会社が気に入らない」は、あまり使わないように。
会社に残る上司にも業務負担が！
部下から報告を受けた上司も、しなくてはならないことがあります。
まずは部下の転職に至った経緯・理由を聞き出すこと。そして経緯・理由を会社に報告することです。
また優秀な部下であれば、引き止めることも上司の仕事。例えば「給料が高いところが見つかった」という理由であれば、会社に余裕があれば検討の余地があるかもしれません。
すでに部下の意思が固い場合は、業務の引き継ぎを計画しなくてはなりません。
時間的な余裕をもった計画を！
あなたが部下として上司へ報告をするのなら、上司にも業務上負担がかかりますので、なるべく早く報告を行いましょう。
円満退職に大事なことは、迅速な報告と業務のスムーズな引き継ぎです。引き継ぎ業務計画をしっかり立てられるよう、時間的に余裕をもって、転職先の会社の入社日を決定しましょう。
