「退職願」の書き方サンプル
退職願は文言が決まっているため、以下テンプレート通りに記入すれば問題ありません。最近はパソコンで作成する人も増えていますが、基本的には「便せんや用紙に手書き」で作成することが一般的です。
なお、ここでは「退職願の書き方」についてのみ説明し、「退職願」と「退職届」の違いや意味などについては、以下のページにて一覧で説明しています。
退職願の記入例
ポイント
① 私儀とは、辞表や就任あいさつ状など正式な文書で、自分に関して述べる書き出しに使う言い方です。「わたくしぎ」と読み、1行目の行末に入れます。「私儀」の代わりに「私事」とすることも可能です。
② 理由に関わらず、「一身上の都合」とだけ記入します。特別な理由はいりません。
③ 退職日は上司と時期を相談した上で、確定した日付を入れます。
④ 上司への提出日を記入します。
⑤ 自身の所属部署と氏名を記載し、捺印します。
⑥ 企業名は略さずに、正式名称で記入します。
⑦ 提出するのは職場の上司でも、宛名は会社の最高責任者にし、代表者名の後には「殿」または「様」を必ず付けましょう。また、慣例として代表者名を書く位置が自分の氏名より上になるように調整します。
⑧ 便せん、封筒共に白地の物を選び、封筒の表紙には「退職願」、裏には所属部署と氏名を記入するようにしましょう。
まとめ
退職願はマナーや慣習による決まりが多くて面倒に思うかもしれません。しかし、定められた形式に従って、テンプレートの通りに作成すること、適したタイミングで提出することを守れば、失敗することはありません。気持ちよく転職活動を終え、トラブルなく引き継ぎや次の仕事の準備を進めるためにも、手順やポイントを押さえて円満退職を実現しましょう。
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