社内恋愛、あなたの会社では認められていますか?
中には「社内恋愛禁止!」をうたっている会社もあると耳にしますが、実際に社内恋愛は仕事にどのような影響を与えるのでしょうか?
社内恋愛&結婚を推進している会社では、メリットも多くあると言います。
ある企業では会社をあげて、社内結婚を応援する風土作りをしてきたそうです。しかも応援を始めたのは30年前! 長い歴史があるからこそ、社内恋愛&結婚が会社にもたらすメリットが数多くあることが分かっています(恋学 “社内結婚”は働きやすい? 推進派企業に聞くメリット、非推進派に見るデメリット)。
では、果たしてどんなメリットがあるのでしょうか?
社内恋愛&結婚を推進している企業が考えるメリット
社内恋愛&結婚を推進している企業のひとつでは「恋愛や結婚などで社員同士が仲良くなれば、企業の団結力が高まり、生産性の向上につながる」という会長の考えがあるそうです。そして夫婦仲良く働いてもらうために、女性社員の働きやすさや活躍できる環境づくりに力をいれてきました。
その結果、既婚社員約2千人中、社内結婚者はなんと約500人! 既婚者の4人にひとりは社内結婚をしているということになります。
社内結婚をしてお互いが働き続ける場合、企業の団結力の向上、生産性の向上以外にもメリットがあるそうです。
社内の情報をお互いに共有できる!
それは夫婦間で『社内の人間関係や、仕事の情報を共有できる』ということ。同じ会社に勤めていれば忙しい時期にどうなるか、ということも共有できますよね。
例えば夫婦で違う会社に勤めていた場合、残業が何日も続いてしまうとパートナーに疑念を持たれることがあります。しかし同じ会社なら社内の様子が分かるので、不要な疑念を持たれることもありません。
とはいえデメリットもあります。それは何らかの理由で別れることになった場合。別れても社内で顔を合わせることもありますし、周りも気を使ってしまい『気まずい』雰囲気になってしまいます。
そこで会社を上げて『社内恋愛禁止』を就業規則に記載してまで阻止しようとする会社もあります。しかしいくら就業規則に書いてあっても、社内恋愛をしたら即クビになるかと言われると、もちろん、そうではありません。
社内恋愛で気を付けたいことは、別れるとき?
弁護士の話によると『社内恋愛』禁止と就業規則に書いてあっても、『恋愛』は解雇理由に該当しないと言います(夕刊アメーバニュース 就業規則に『社内恋愛絶対禁止!』これってアリなの?)。
とはいえ就業規則に載せるほどの会社なら、以前に社内が気まずくなったことや、恋愛感情のもつれが業務に支障をきたしたことがあったと推測できます。
もしもあなたが社内恋愛している場合、気を付けたいのは関係がうまくいかなくなったとき、その感情を職場に持ち込まないこと。もしもそうなった場合、業務に影響がないように心がけましょう。