金投資で一攫千金のチャンス到来? 金の売却にかかる税金の仕組みを、今から理解しておこう!

金を売却するときにも、税金が掛かるのをご存知ですか?投資と言うとまず株を思い浮かべると思いますが、株価の上下動が激しいというリスクがあります。そこで安定した投資先として金が挙がるわけですが、売却して利益が出ると税金が掛かってしまうんです。

金売却時にかかる税金

金を売却するときにも、税金が掛かるのをご存知ですか?
投資と言うとまず株を思い浮かべると思いますが、株価の上下動が激しいというリスクがあります。そこで安定した投資先として金が挙がるわけですが、売却して利益が出ると税金が掛かってしまうんです。
果たしてどのくらいの税金がかかってしまうのでしょうか?

金に税金が掛かるのは、売却した際に利益が出たとき。そして金の保有年数によって、掛かる税金は変わってきます。まずは短期間保有した場合を見てみましょう。
金の場合は売却した際の価格を『売却価額』、購入した際の価格を『取得価額』、売却する際に手数料などが掛かった場合は『売却費用』と呼んでいます(国税庁 NO.3161 金地金を売ったときの税金)。売却した際の利益は下記の計算式で算出します。

売却価額-(取得価額+売却費用)=譲渡益

この式で得られた譲渡益に、普段の給料のように控除額を引いた金額に、税金が掛かります。金の所有期間が5年以内の場合、控除金額は50万円となっています。
例えば金を200万円で購入し、5年以内に300万円で、手数料なしで売却した場合は譲渡益は100万円。この100万円から50万円を引いた50万円が課税対象額となります。
しかし金の所有期間が5年超の場合、課税対象額がなんと半額になります。先の例で見てみると課税対象額50万円の半額、つまり25万円になるんです。
課税対象額を考えると、金の場合は長期間、少なくとも5年超は保有しておいた方が、節税につながりそうですね。

譲渡益を得たら、必ず確定申告を!

私たちビジネスパーソンが金を売却して利益を出した場合、確定申告をしなくてはなりません。ビジネスパーソンの場合、金の売買で所得を得たら『譲渡所得』として申告することが一般的です。確定申告で給与所得と合わせた1年間の総所得額によって、納税額が判明するというわけです。
金を売却して所得を得たら、確定申告を忘れないように心がけてください。

金のメリット・デメリット。これからは金?

投資先として見る金のメリットは、金そのものに普遍的な価値があるので、株のように0円になることはないこと。またインフレが起こった場合、金は強くなるとも言われています。
デメリットとしては株で言う配当や、貯金で言う利子がないこと。そして基本的にドル建てで国際取引されているため、為替レートの影響を受けやすいことが上げられます。
配当や利子がないので、金自体の価格の変動がなければ、何年持っていてもお金を生み出さないのが金です。しかし今日本では、少しずつインフレを起こそうとしています。そして金はインフレに強い……。
もしもインフレがうまくいけば数年後、金の価格が上がっているかもしれません。投資を考えている人は、株だけではなく金も視野に入れておくべきかもしれませんね。


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