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財務・会計コンサルタントの志望動機例文

志望動機は、中途採用の書類選考や面接の合否に影響する重要なポイントの1つです。例文を参考にして、適切に自分自身をアピールできる志望動機を作成しましょう。ここでは、財務・会計コンサルタントの仕事内容や求められる適性についても解説しています。適切に強みを伝えられる志望動機を書くには、それらへの理解を深めておくことが大切なので、しっかりと確認しておきましょう。

財務・会計コンサルタントの仕事内容とは

財務・会計コンサルタントとは、コンサルタントの中でも財務・会計分野に特化したコンサルタントです。企業経営における「財務・会計」に関する部分のコンサルティングを行います。コストカットの面に限らず、資金調達や企業買収などといった経営戦略に関わる方法などのサポートを行う場合もあります。
顧客の資金の状態を観察、分析し、改善策を提示するとともに帳簿や報告書類そのものを正しく、そして早く作成するためのアドバイスを行うことで、決算報告にかかる時間=コストの削減を支援したり、中小企業の設備投資に国からの補助金を引っ張るべく申請に沿った事業計画を立てたりします。

財務・会計コンサルタントに求められる適性

財務・会計コンサルタントという言葉の響きから難しい職種だと思われがちですが、目に見える数字を基にコンサルティングを行うため、当初の知識や経験がなくても、学びながらキャリアを積んでいくことができます。英語をはじめとする語学力は海外関連会社とのやりとりの上で大変重宝されますし、財務・会計に関する資格があれば会計監査に関連する業務において活躍が期待されますので、いずれも今からでも習得して損はありません。
財務や会計に関係する部署に所属していた人だけでなく、金融系の企業から転職する人も多い職種です。

スキル面での適性

顧客と直接向き合う職種ですので、まず大前提としてコミュニケーション能力が求められます。相手に納得してもらう必要があるので、根気よく丁寧にコミュニケーションが図れるスキルを持った人に向いています。また、論理的思考も求められます。経営に関する数字を観察、分析して問題点を発見し、解決策を提示するためです。公認会計士や簿記1級など高度な資格を保持するコンサルタントも多くいますが、絶対条件というわけではありません。ただし、キャリアを積む中で資格取得を求められる場合もありますので、日常から学ぶ姿勢は持ち続けなければなりません。また、海外資本が絡むこともありますので英語などの外国語のスキルがあればアピールできます。

経験面からの適性

経営資源のうち「カネ」を扱う財務・会計コンサルタントという職種は、経理部門経験者が好まれる傾向にあります。それは「会社の数字」を見慣れているからです。逆を言えば、会社の数字を見慣れていれば、挑戦しやすいということ。どのような職種経験であっても、その職種での問題点の分析、改善策・解決策の立案の経験があれば適正を見出せる可能性があります。

思考面からの適性

この職種は、数字に強くなければならないというイメージがありますが、実は必要なのは数字を“読み解く”力。それには何と言っても根気が必要です。問題点はないか、というよりも問題点があって当然という目線で物事を考えることができるかどうか、問題点を発見できるまで諦めることなく数字に向き合えるかどうかが重要になってきます。未経験者であっても、常に物事を多面的かつ深く考えることができ、集中力が高い人は適性があると言ってよいでしょう。

財務・会計コンサルタントの志望動機の書き方

ポイント1、職種を選んだ理由について記載する

コンサルタントを志す人の中で特に多い理由としては、「報酬面に期待できる」、「過去の経験や長所を伸ばせる」、「影響力のある仕事をしたい」などが挙げられますがこれでは不十分です。財務・会計コンサルタントを志した理由について根拠を明確に記載して、モチベーションの高さなどを適切にアピールしましょう。

ポイント2、過去の経験と将来設計を結び付ける

転職活動では、「正当性のある転職理由」があることを重要視する企業が多いです。転職理由に正当性があり、新天地でどのように活躍していきたいのかが明確に伝われば、企業側からの信頼性が高まる可能性があるので、過去の経験と今後の将来設計が結びつくように心掛けて志望動機を作成しましょう。

ポイント3、強みを明確にする

コンサルタントは業務の幅が広いので総合的な知識や経験があることも大切ですが、財務・会計分野に特化していることは重要な要素となります。財務・会計分野の中でもさらに得意な領域はどこなのか、どんな案件で活躍できる可能性が高いのかを企業側に示すために、あなた自身の強みが明確に分かる志望動機を作成しましょう。

財務・会計コンサルタントの志望動機の例文

あなたの魅力が伝わる志望動機を書くには、以下の例文(サンプル)をテンプレートとして活用し、自分らしい内容に変えることが有効な手段の1つとなります。例文をそのまま利用せず、個性が正確に伝わるように適切にカスタマイズして、より魅力的な志望動機を作成しましょう。

財務・会計コンサルタント経験者の志望動機サンプル

私は会計コンサルタントとしてのキャリアをさらに究め、中小企業を中心にコンサルティングを行いたいと考え、ベンチャー企業に特化したコンサルティングファームの貴社を志望いたしました。現職では、ファイナンス機能の見直しやコストマネジメント、資金調達やM&Aの提案、リスクマネジメント、連結決算システムの導入などを担当しております。また、○○大学の法学部を卒業しており、法律に関する知識にも自信があります。今後は、これまでの経験と蓄積したノウハウを活かして中小企業を会計の面から改革し、お客さまと貴社に貢献していきたいと考えております。

「職務経験あり」のアピールポイント・注意点解説

同じ職種への転職理由であっても正当性の高い理由になっています。
担当している業務内容や知識を具体的にアピールできる内容になっていますが、職務能力の高さを伝えるために、勤続年数や保有資格などを盛り込むと尚良いでしょう。

財務・会計コンサルタント未経験者の志望動機サンプル

私は大学で経済学を学んだあと一貫して経理部門で勤めて参りましたが、対外的な仕事でお客さまに直接携わる職種に就きたいと考え、貴社の財務・会計コンサルタント職を志望いたしました。経理部門において日商簿記2級を取得したり、決算業務などに関わったりして会社の数字を見慣れているとはいえ、財務・会計コンサルタントとなると全くの未経験者です。しかし、数字を読み解き、問題点を発見し、改善策を提示することでお客さまの業績向上を手助けできるという仕事に大変興味を持ちました。財務・会計コンサルタントとして幅広い業務に携わりながら経験を積み、貴社に大きく貢献できるよう今後も継続して学んでいく所存です。

「職種未経験」のアピールポイント・注意点解説

学ぶ姿勢を織り交ぜながら謙虚さをアピールしましょう。
財務・会計コンサルタントとして何をしなければならないか、つまり、数字を読み解き、問題点を発見し、改善策を提示し顧客の業績向上を目指す職種であることを充分に理解していることが大きなアピールポイントとなります。

まとめ

財務・会計コンサルタントの志望動機を書く際には、職務能力の高さや人材としての強みを強調することが重要です。高い専門性が求められる仕事を担当できる裏付けとなる知識やスキル、経験などを志望動機に記載し、人材価値の高さをアピールしましょう。選考時には具体的な職務経験が重視されやすいので、これまでの経験を適切に盛り込んだ志望動機を作成しましょう。

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