結婚が決まったら報告しなくてはいけない人がたくさんいますが、上司も忘れてはならないひとりです。しかしいざ報告するとなると、いつ報告すればいいのか悩ましいもの。
結婚が決まり上司へ報告する際、どんなタイミングで言えばよいのでしょうか?
上司と一言で言っても、課長だったり部長だったり、たくさんの上司を思い浮かべることかと思います。まず報告すべき上司は『直属の上司』です。あなたがある課に属していて、なおかつ部長とも仲が良いという場合でも、まずは直属の上司である課長に報告しましょう。その上で課長に「部長への報告はどうするか」を質問するのがスマートですね。
同様に職場全体への報告をどうするのかも、直属の上司に相談してみましょう。
難しいのは報告のタイミングです。これは結婚式をする場合なら、日取りが決まってからがいいですね。
女性の場合は、結婚後の働き方も同時に報告!
上司を結婚式に招待するなら、結婚報告時に「○月○日に結婚式を行うので、ご出席いただけますか?」と打診するのがベスト。そう考えると、報告は結婚式の日取り、会場などが決まる半年~3ヶ月前くらいがいいでしょう。
最近では結婚式も、友人だけを招待するというパターンが増えてきました。その場合、上司を招待しないことが多いかと思いますが、この場合は「友人だけで結婚式を行いますので、ご招待はできませんが……」などと、素直に報告しましょう。
また結婚式をしない場合は、入籍をする日にちが決まってから報告しましょう。
また、上司への報告の際、女性の場合は、これからの働き方についても伝えましょう。今までどおり働くのか、退職するのか、今までよりセーブして働くのか。退職する場合でも、半年~3ヶ月の期間があれば引継ぎ業務などもスムーズに行えます。会社へ迷惑をかけないためにも、報告時期、働き方をしっかりと伝えましょう。
仲の良い同僚への結婚報告は、必ず上司のあとに!
上司へ結婚の報告をする際に、絶対にやってはいけないことがあります。それは他人の口から上司へ、結婚することが耳に入ってしまうこと。上司とは円満な人間関係を築きたいと誰もが思うものですが、他人から耳に入ることにより、人間関係の悪化にもつながりかねません。
このような事態を防ぐためにも、仲の良い同僚への結婚報告は、上司への報告が済んでからにしましょう。
『人の口に戸は立てられぬ』ということわざがあります。いくら「話さないで!」と言っても、うわさはどんどん広がってしまうものです。仲の良い同僚には結婚前、付き合っていることくらいは知られていると思いますが、いざ結婚となったらすぐに話さずにいることが、結婚後の仕事にも良い影響を与えることになるでしょう。