フィールドエンジニアの自己PR例文とアレンジのコツ

「自己PR」は応募書類の中でも特に人事が注目する項目で、ライバルに差を付けやすいポイントの一つです。職務経歴書だけでは伝えきれない「自分自身の強み」をしっかりと伝えましょう。ここではフィールドエンジニア経験者の自己PR例文集と、自分らしくアレンジするコツを分かりやすくまとめています。例文を参考に、オリジナルの自己PR文を作成してくださいね。

フィールドエンジニアのアピールポイントを自分らしく記載するコツ

技術力がイメージできる「実績」を記載する

フィールドエンジニアと言っても所属する企業や部署により、取り扱う製品は大きく異なります。そのため、担当したことのある製品や業務内容を明確にした上で技術的な実績を記載する必要があります。フィールドエンジニアの主な「実績」とは、担当商品や担当業務、訪問件数、顧客満足度、受賞歴などです。それらを明確にすることで、担当できる業務やスキルの高さを採用担当者に伝えられます。

職務経験のレベル感が伝わる「知識・スキル」を記載する

フィールドエンジニアの業務を通して培った、取り扱う製品に関する知識・スキル、顧客対応力などは、アピールポイントになる場合があります。フィールドエンジニアはエンジニア職の中でもお客さま対応も行う職種であるため、営業や接客の要素があり、さまざまな職種に対して汎用性高くアピールできます。応募先企業が必要としている人材の情報を募集要件やホームページなどでチェックし、求められている能力にマッチする「知識」、「スキル」を記載してアピールしましょう。また、『機械設計技術者試験』、『ITパスポート』、『MCP資格(マイクロソフト認定資格)』など、資格を保有している場合は知識やスキルの裏付けになります。企業目線で評価できるあなた自身の強みを採用担当者に伝えましょう。

経験の豊富さに直結する「経験年数」を記載する

フィールドエンジニアには取り扱う製品に関する専門知識・スキル、顧客応対スキルなどが求められ、これらは経験により身に付く部分も大きいため、経験期間が長いこともアピールポイントのひとつになります。経験の豊富さを伝えるために、「フィールドエンジニア歴○年」、「サービスエンジニア歴〇年」、「テクニカルサポート歴○年」などのように、「経験年数」についても記載しましょう。勤続年数が1~2年と短く、経験が浅い場合には、転職後に活かせる知識やスキルを中心にアピールすることが大切です。その上で、転職に向けて現在取り組んでいることなどの情報を盛り込み、採用担当者に将来性を感じてもらえる内容の自己PRに仕上げましょう。

フィールドエンジニアの自己PR例文集

フィールドエンジニアの実務経験や保有スキルなどは人によって違います。自分に合った例文を参考にして、自分だけの自己PRを作成しましょう。履歴書の自己PR欄は小さい場合が多いので、150~300字程度にまとめるのがおすすめです。「この例文を使う」を押すと、ページ下の編集エリアに自動的に反映されます。自分自身の強みが伝わる自己PRになるように編集して活用しましょう。

光回線の設置や修理などを行うフィールドエンジニアに3年間従事いたしました。法人のお客さまのもとへ1日平均5件訪れ、ご契約手続き、配線やモデムの設置、トラブル対応・修理などの対応業務を行っております。3年間に渡ってクレーム件数0を維持し、時間厳守で短時間のうちに作業を終わらせ、丁寧に対応することを徹底しております。訪問した際にお問い合わせ内容と異なる場合も少なくなく、現場でヒアリングを行ったり別日で日程を調整したりと、臨機応変な対応を行っています。

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例文の解説

フィールドエンジニアは、顧客のもとを訪れて対応する業務が主になる職種なので、顧客対応力が必須です。顧客対応力はさまざまな職種に応用できます。1日や1ヵ月当たりの顧客対応件数や業務内容、顧客対象が個人か法人かなどを明らかにし、経験などを通じて顧客対応力の高さをアピールしましょう。その際には、顧客満足の高さを示す実績や心掛けていたことなどを伝えることも有効です。

私はOA機器のフィールドエンジニアとして、パソコン、プリンター、シュレッダーなどの製品を取り扱っております。多種多様な業界・業種のお客さまへ対応していたため、すべての製品に対して深く理解をしておくだけでなく、設定に関する説明や設置に適した環境についての説明を行う際など、顧客に合わせて対応を工夫しております。その際には、顧客の知識レベルを考慮することを心掛けておりました。

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例文の解説

フィールドエンジニアの業務には、製品に関する深い専門知識と、それらに関して知識のない顧客にも説明するスキルが求められます。業務を通して培った説明スキルはさまざまな職種で活きるため、転職後の業務においても活かせそうな場合には、採用担当者に伝えればアピールになる可能性があります。

月間平均○○件の顧客対応を行い、時間厳守やスムーズな作業を徹底しております。そのために、設置時などのトラブルを想定し、スケジュールに余裕を持たせることや、起こる可能性があるトラブルを事前にできるだけ想定して導入時の初訪問での丁寧な説明を徹底いたしました。その結果、20XX年には年間の顧客満足度で社員○○名中〇位になることができました。お客さまにご満足いただけるように、今後も徹底してまいります。

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例文の解説

フィールドエンジニアは、顧客対応時の丁寧さや時間厳守の徹底など、顧客に満足されるために、技術力以外の要素が求められますが、そのスキルを数字で表すのは困難です。社内表彰歴など、何か明確な指標がある場合はアピールしやすいでしょう。その際には、仕事への姿勢や工夫していたことなどを添えましょう。

私はネットワーク障害などのトラブルへの対応や、クレーム対応も行っております。ネットワークの障害などが発生するとお客さまに多大な迷惑がかかることも多いため、迅速な対応を行った上で、お客様へのフォローを徹底しております。また、クレームにも誠実に対応した結果、信頼関係を構築することができ、追加の契約に繋がったこともあります。

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例文の解説

トラブルやクレームが発生した際に、フィールドエンジニアとして不測の事態にも臨機応変に対応した経験や、クレーム対応を行った経験があれば、関連職種に応募する際にその対応力の高さをアピールできます。対応力の高さを表すエピソードや工夫した点とともに記載しましょう。

私はフィールドエンジニアに5年間従事いたしました。現職の業務に活かすため、『機械設計技術者試験』と『基本情報技術者試験』の資格を取得いたしました。機械やITに関する知識を得ることで担当業務の幅が広がり、また顧客対応時の作業スピードも上がりました。転職後の業務を経験し、必要に応じて今後も学び続けてまいります。

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例文の解説

フィールドエンジニアに必須の資格はなく、転職してから知識やスキルを身に付けていく人も多いですが、だからこそスキルや知識のために資格の勉強をしたことは、向上心や努力できる人材であることのアピールになります。業務に関連して取得した資格があれば、関連職種への応募時にアピールできる可能性もあります。応募先企業が求める人物像に適するようであれば、保有資格をアピールすることを検討しましょう。

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