接客業・サービス業・販売職経験者の自己PR例文とアレンジのコツ

「自己PR」は応募書類の中でも採用担当者が特に注目する項目で、ライバルに差を付けやすいポイントの一つになります。職務経歴書だけでは伝えきれない「自分自身の強み」をしっかりと伝えましょう。ここでは接客業・サービス業・販売職経験者の自己PR例文と、自分らしくアレンジするコツを分かりやすくまとめています。例文を参考に、オリジナルの自己PR文を作成してくださいね。

接客業・サービス業・販売職の自己PR例文を自分らしく記載するコツ

成果がイメージできる「実績」を記載する

接客業・サービス業・販売職は、取り扱う商品、業務内容、企業が属する業界によって、必要な知識やスキルが異なる職種です。そのため、企業によって採用基準や必要としている人材は異なります。求人に目を通した上で、マッチしそうな「実績」を記載し、能力の高さをアピールしましょう。接客業・サービス業・販売職の「実績」としては、売上、マネジメント実績、顧客満足度、社内表彰などが挙げられます。それらを明確に記載することで、担当できる業務やスキルの高さを採用担当者に伝えられます。

職務経験のレベル感が伝わる「知識・スキル」を記載する

接客業・サービス業・販売職には、取り扱う商品や業界などに関する知識、顧客対応力や営業力、スタッフ間の連携を行うためのコミュニケーションスキルなどが求められます。応募先企業が必要としている人材の情報を募集要件などでチェックし、それにマッチする「知識」、「スキル」を記載してアピールしましょう。また、「接客サービスマナー検定」や「販売士」など、取り扱う商品や担当業務に関連する「資格」を保有している場合にはアピールポイントになるので、必要に応じてその情報も盛り込みましょう。

経験の豊富さに直結する「経験期間」を記載する

接客業・サービス業・販売職に必要な、商品、業務、業界などに関する知識や、顧客対応力、営業スキルといった能力は、実際にお客さまの前に立ち接客を行う中で身に付く部分も大きいものです。そのため、中途採用で接客業・サービス業・販売職を募集している企業は、経験年数を重要な指標として見ています。経験の豊富さを伝えるために、「ホテルスタッフ〇年」、「アパレル販売職○年」などのように、「期間」についても記載しましょう。勤続年数が1~2年と短く、経験が浅い場合には、転職後に活かせる知識やスキルを中心にまとめることが大切です。その上で、転職に向けて現在取り組んでいることなどの情報を盛り込み、採用担当者が将来性を感じられる内容に仕上げましょう。

接客業・サービス業・販売職の自己PR例文集

接客業・サービス業・販売職の実務経験や保有スキルなどは人によって違いますよね。自分に合った例文を組み合わせて、自分だけの自己PRを作成しましょう。履歴書の自己PR欄は小さい場合が多いので、150~300字程度にまとめるのがおすすめです。「この例文を使う」を押すと、ページ下の編集エリアに自動的に反映されます。自分らしい自己PRになるように編集して活用しましょう。

私は、全国展開している家具・インテリア店に5年間勤務し、全店舗から候補者が集まる接客コンテストでは昨年優勝することができました。接客において気を付けていることは、お客さまの行動を観察し、お客さまと同じ立場に立って、ニーズや希望を引き出すことです。コンテストではどのような設定のお客さまを対応するか事前に知らされないのですが、日々の接客を振り返っていたことが結果に繋がったと感じています。

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例文の解説

接客業・サービス業・販売職にとって接客スキルは重要ですが、数字で示しにくいものです。しかし、社内コンテストなどで表彰された経験がある場合は、それが接客スキルの裏付けとなり、アピールすることができるでしょう。受賞歴を記載するときは、「何人中何位」、「最年少受賞」、「過去ギネス更新」、「○回連続」など、「どのくらいすごいことなのか」が分かるような情報を盛り込みましょう。

私は業務において、売上を重視してまいりました。現職では、服飾品を取り扱う企業にて、販売スタッフとして店舗に勤務しております。お客さまがお探しの商品をすぐに案内することや、試着の声掛けの徹底はもちろん、お客さまが気分良くショッピングできるように、欠品のメモを常に携帯したり、こまめなフロア清掃などの行動をし続けて参りました。その結果、月間売上店舗内1位を6ヵ月連続で達成することができました。

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例文の解説

接客業・サービス業・販売職には営業職としての側面もあり、売上をあげることを期待されています。どのように顧客に対応し、売上につなげたかが採用担当者に分かるような自己PRを書きましょう。実績については数値化して記載することが重要です。

私は、店舗においてお客さまから親しみやすい人柄を評価していただいております。私自身、お客さまとの長いお付き合いを大事にしており、「○○さんに会いたくて来た」と常連のお客さまに言っていただくことに喜びを感じます。お客さまにまた来たいと思っていただくために気をつけていることは、好みのテイストを覚えてそれに合わせた商品をこちらからおすすめすることです。中でも、購入を迷われている方を購入に繋げることを得意としております。

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例文の解説

接客業・サービス業・販売職の仕事では、顧客やスタッフとのコミュニケーションが多数発生するため、人に好かれる親しみやすい人間性が評価される場合があります。ただ、実績や成果などと比べるとアピールポイントとしてやや弱いため、人間性をアピールしたい場合には、得意な客層や接客シーン、または応募先のどのような場面で活かせそうかを組み合わせることが重要です。その際には、企業の求める人物像を把握した上で、それに合う内容に仕上げることを意識しましょう。

私には、社員として売上に貢献したいという気持ちが強くあるため、お客さまに対して積極的に売り込みを行っております。高価な商品をただ売り込むのではなく、お客さま一人ひとりとの関係性を築き、シーズンごとに来店していただくための取り組みを行いました。例えば、お客さまの来店状況を把握し、最終来店日から3ヵ月経過した際には、電話やメールでご連絡することを徹底しております。取り組みの結果、3期連続で、個人・店舗ともに目標を達成することができました。

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例文の解説

接客業・サービス業・販売職の仕事には、「人が好き」というだけでは成り立たないシビアな面もあります。売上に貢献することが求められるため、目的達成意欲があることは評価されます。目的達成意欲をアピールしたい場合には、顧客に対してどのようにアプローチをしたのか、どのようにコミュニケーションを工夫したかなど、売上を上げるために行った取り組みについて記載することが有効です。

私はホームセンターに7年間勤め、店舗マネージャーを3年間、現在はエリアマネージャーを2年間担当しております。担当店舗の売上を伸ばすため、売上や仕入れ状況を管理するだけでなく、各店の店長に客層・問い合わせ内容・変化率が大きい商品などについて毎週シート記入してもらい、それを分析し、各店舗の良い点と改善点をシェアする仕組みを作りました。また、月に一度は店長らに対して面談を行い、悩みをヒアリングし、解決策をともに考えることを徹底しております。その結果、担当店舗の売上アップや、生産性の向上を実現することができました。

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例文の解説

接客業・サービス業・販売職のキャリアパスは、社内で主任、マネージャー、エリアマネージャーなどと管理職にシフトしていくことが一般的です。ヒト・モノ・カネを管理できる人材を企業は必要としているため、マネジメント業務を経験している人は、責任の範囲や実際に行った取り組みについて具体的に記載しましょう。役職に就いた経験がない場合、アルバイト教育や店舗の管理業務を行った経験について記載することが有効です。

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