ネットワークエンジニアの自己PR例文とアレンジのコツ

「自己PR」は応募書類の中でも採用担当者が特に注目する項目で、ライバルに差を付けやすいポイントの一つになります。職務経歴書だけでは伝えきれない「自分自身の強み」をしっかりと伝えましょう。ここではネットワークエンジニア経験者の自己PR例文集と、自分らしくアレンジするコツを分かりやすくまとめています。例文を参考に、オリジナルの自己PR文を作成してくださいね。

ネットワークエンジニアのアピールポイントを自分らしく記載するコツ

技術力がイメージできる「実績」を記載する

ネットワークエンジニアは、企業内やサービスのシステムに関わるネットワークの設計、構築、運用・保守を担う技術職なので、技術力が伝わる実績を記載することが大事です。ネットワークエンジニアの「実績」には、設計、構築、運用・保守などの業務実績、ハードウェアの台数といった規模、案件の数などが挙げられます。求人情報に目を通した上で、マッチしそうな「実績」を記載しましょう。

職務経験のレベル感が伝わる「知識・スキル」を記載する

ネットワークエンジニアの業務を通して培った、ネットワークやサーバー、ハードウェアなどに関わるテクニカルスキルはアピールポイントになる場合があります。応募先企業が必要としている人材の情報を募集要件などでチェックし、それにマッチする「知識」、「スキル」を記載してアピールしましょう。また、『ネットワークスペシャリスト試験』、『シスコ技術者認定試験』のCCNA・CCNP・CCIEなどの資格を保有している場合は、知識やスキルの裏付けになります。企業目線で評価されるあなた自身の強みを採用担当者に伝えましょう。

経験の豊富さに直結する「経験期間」を記載する

ネットワークエンジニアは、プログラマーなどの職種で経験を積んだのちにネットワークの専門性を高めることが一般的です。そのため、プログラマーとしての経験年数や、ネットワークエンジニアに転身してからの「設計経験○年」「構築経験○年」「運用経験○年」といった詳しい経験期間を伝えることでスキルのアピールに繋がります。勤続年数が1~2年と短く、経験が浅い場合には、転職後に活かせる知識やスキルを中心にまとめることが大切です。その上で、転職に向けて現在取り組んでいることなどの情報を盛り込み、採用担当者が将来性を感じられる内容の自己PRに仕上げましょう。

ネットワークエンジニアの自己PR例文集

ネットワークエンジニアの実務経験や保有スキルなどは人によって違いますよね。自分に合った例文を組み合わせて、自分だけの自己PRを作成しましょう。履歴書の自己PR欄は小さい場合が多いので、150~300字程度にまとめるのがおすすめです。「この例文を使う」を押すと、ページ下の編集エリアに自動的に反映されます。自分らしい自己PRになるように編集して活用しましょう。

現職では、お客様のネットワーク環境に関わる設計、構築の業務を担当し、オフィスなどの構造や業務内容、規模などに合わせて、最適なITインフラを構築しております。要件定義の際に使用方法や今後の展望についても丁寧にヒアリングを行うことでお客様のご要望を抽出し、長期的に運用していただけるネットワーク環境を提供しております。また、顧客満足度を高めることを重視して業務を行っており、お客さまの知識レベルに合わせた説明を徹底して行っております。

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例文の解説

ネットワークの設計においては、顧客の課題を解決する必要があります。プロジェクトや役職を通して顧客対応してきた経験はコミュニケーション力のアピールになります。コミュニケーション力の高いエンジニアは企業からのニーズも高く、評価されやすいです。アピールする際には業務内容やエピソード、意識的に行っていたことなどを具体的に記載しましょう。

私の一番の専門領域はネットワークですが、現職ではクライアントのITインフラを構築する業務全般を担当することで、必要なサーバー、セキュリティなどの知識についても身に付けました。業務では、Linuxを3年間使用しており、Apacheによるサーバー構築が可能です。現在は、プロジェクトリーダーとしてITインフラの設計・構築・運用の全体を管理する業務を担当させていただいております。

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例文の解説

ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、インフラエンジニアの3つの職種は業務内容が隣接しており、同じ職種名でも担う領域が企業によって異なります。そのため、ITインフラ関連の職種に応募する際には、ネットワークやサーバー、セキュリティなどに関する幅広い知識・スキルがあることもアピールポイントになります。必要に応じてそれらを記載しましょう。

これまでに27社のITインフラの再構築プロジェクトに参加し、要件定義、ネットワークの設計、構築、運用に関する業務を担当いたしました。それぞれのフェーズを担当したことがあるだけでなく、○○業界、○○業界、○○業界など、広く業界経験を積んできたので、貴社の幅広い顧客層にも対応できます。また、大手企業から数十名規模の企業までさまざまな企業のシステムを見て参りましたので、企業規模や組織体制の違いに合わせた対応ができます。さらに、このうち8社のプロジェクトにはリーダーとして参加し、要件定義から運用まで一貫して携わることで、お客様のご要望に沿う最適なインフラ構築を実現しております。

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例文の解説

担当業務、クライアント数、役割などを明確にすることで、応募先企業にあなたの経験を伝えることができます。1つの分野を究めた経験がアピールできる一方で、さまざまな分野を経験したことがあることもアピールポイントになります。希望する求人に合わせて、アピールする内容を選びましょう。

私は自社のITインフラの運用、保守を担当し、ネットワーク障害などのトラブル対応を行っております。トラブルへの対応策を事前に取りまとめ、誰でも迅速な対応ができるような環境を整えました。その上で、ネットワーク障害が発生した際には、ひとつずつ手順を踏み、接続状態やルーターなどの確認、システムチェックなどを行って原因を究明します。その結果、トラブルが起きた際にも、1時間以内に修復ができるようになりました。

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例文の解説

ネットワークエンジニアには、構築、運用・保守などを行う際に起こったトラブルへの対応力が求められます。トラブルはどこにでも存在するため、トラブルへの対応力はさまざまな職種に応用できる汎用性の高いスキルです。ネットワーク障害や設置時のトラブルに対してどのように対処し、問題解決を行ったかといった経験を具体的に記載し、対応力の高さを示しましょう。

私はネットワークエンジニアに5年間従事いたしました。業務に活かすため、『基本情報技術者試験』に加え、『シスコ技術者認定資格』をCCENT、CCNA、CCNPまで順に取得いたしました。今後も業務と独学で学び続け、2年以内にネットワークスペシャリストの資格を取得したいと考えております。

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例文の解説

ネットワークエンジニアの業務に関連して、資格を取得していれば、知識・スキルの高さを示すのに役立ちます。『情報技術者試験』や、『シスコ技術者認定資格』のネットワーク部門の資格を保有していて、関連職種に応募する場合は、記載すると良いでしょう。また、サーバーなどを取り扱う場合には、LPICといったLinuxに関する資格をアピールすることが有効です。

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