セキュリティエンジニア経験者の自己PR例文とアレンジのコツ
「自己PR」は応募書類の中でも特に人事が注目する項目で、ライバルに差を付けやすいポイントの一つです。職務経歴書だけでは伝えきれない「自分自身の強み」をしっかりと伝えましょう。ここではセキュリティエンジニアの自己PR例文集と、自分らしくアレンジするコツを分かりやすくまとめています。例文を参考に、オリジナルの自己PR文を作成してくださいね。
セキュリティエンジニアのアピールポイントを自分らしく記載するコツ
技術力がイメージできる「実績」を記載する
セキュリティエンジニアは、企業のネットワーク・サーバー・データベースなどのセキュリティに関わる部分の設計、構築、運用・保守に関わる技術的な業務を担当する職種なので、技術力が伝わる実績を記載することで能力の高さを伝えられます。求人情報に目を通した上で、マッチしそうな「実績」を記載しましょう。セキュリティエンジニアとしての実績は、どのようなセキュリティ対策を施したかといった案件内容になってしまいますが、通常の設計、構築、運用・保守などの業務実績、サーバー・データベースの台数などの規模、過去に担当した案件の数などを添えても良いでしょう。
職務経験のレベル感が伝わる「知識・スキル」を記載する
セキュリティエンジニアには、ネットワーク・サーバー・データベースなどのインフラに対して、セキュリティという特化した領域を専門的に担当する職種です。領域が狭い分、高い専門性があるという特徴があるため、セキュリティエンジニアには技術的な知識やテクニカルスキルが求められます。応募先企業が必要としている人材の情報を募集要件などでチェックし、求められている能力にマッチする「知識」、「スキル」を記載してアピールしましょう。また、『情報処理技術者試験』、『シスコ技術者認定試験』、『情報セキュリティスペシャリスト試験』のセキュリティに関連する資格もスキルの裏付けになります。企業目線で評価できるあなた自身の強みを採用担当者に伝えましょう。
経験の豊富さに直結する「経験年数」を記載する
セキュリティエンジニアは、ネットワーク・サーバー・データベースなどのセキュリティの設計、構築、運用・保守などの幅広い業務を担当する職種です。専門性が高く比較的新しい職種なので、業務経験が長いことは貴重であり、アピールポイントになりやすいです。経験の豊富さを伝えるために、「セキュリティエンジニア歴○年」、「ネットワークエンジニア歴○年」、「サーバーエンジニア歴○年」などのように、「経験年数」についても記載しましょう。勤続年数が1~2年と短く、経験が浅い場合には、転職後に活かせる知識やスキルを中心にアピールすることが大切です。その上で、転職に向けて現在取り組んでいることなどの情報を盛り込み、採用担当者に将来性を感じてもらえる内容の自己PRに仕上げましょう。
セキュリティエンジニアの自己PR例文集
セキュリティエンジニアの実務経験や保有スキルなどは人によって違います。自分に合った例文を参考にして、自分だけの自己PRを作成しましょう。履歴書の自己PR欄は小さい場合が多いので、150~300字程度にまとめるのがおすすめです。「この例文を使う」を押すと、ページ下の編集エリアに自動的に反映されます。自分自身の強みが伝わる自己PRになるように編集して活用しましょう。
インフラ環境におけるセキュリティ管理を徹底するには、新たな脅威に対しても適切に対処できるように知識を得ることが大切と考えております。そのため、海外サイトの情報サイトなどを定期的にチェックし、セキュリティに関する情報リサーチを継続して行っております。また、個人情報保護法や不正アクセス禁止法など、セキュリティに関する法律の知識も身に付けております。
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例文の解説
セキュリティエンジニアは、基本的にネットワークやサーバーなどのセキュリティに関わる脅威への対策を行う職種です。そのため、日々変化するウイルスやスパイウエアなどの脅威に関する知識をアップデートし、常に最新の情報をリサーチしていれば自身の情報収集スキルをアピールできます。また、セキュリティエンジニアの業務では、技術に加えて個人情報保護法や不正アクセス禁止法など、法律に関する知見も必要なので、職種内の転職を考えている場合は、法律知識があることも記載しましょう。
私は以前、担当した金融系システムにあったセキュリティの脆弱性を発見し、修正を行いました。発見後、迅速に対処ができたため、事故を未然に防ぐことができました。また、このようなセキュリティの脆弱性を排除し、セキュア・プログラミングを実現するために、新しいプログラミング言語やITの技術革新について学んでおります。プログラマー歴も十分ありますので自身でコードを確認し、脆弱性をチェックした上で修正作業を行えること、また対応のスピードの速さには自信があります。さらに、システム上のバグが起こった場合にも対応できます。
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例文の解説
セキュリティエンジニアはセキュリティに関わる部分の設計、構築、運用・保守を行う職種ですが、それに加えて自らコードの修正を行えるプログラミングスキルを保有していれば、その技術は重宝されます。セキュア・プログラミングができることを示すエピソードや実現のために努力していることをアピールしましょう。
これまでに23社のプロジェクトに参加し、打ち合わせやヒアリングなど、顧客対応を担当いたしました。中でも、大手アパレルブランドのECサイト統合のプロジェクトにはリーダーとして参加し、ヒアリングやプレゼンを行い、要件定義、納品、修正対応の窓口などを行った経験もあります。顧客対応時には信頼関係の構築を意識しており、セキュリティに関して知識の浅いお客さまに丁寧にご説明を行い、対処の必要性を納得していただけた経験があります。
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例文の解説
セキュリティエンジニアは、SEとしてクライアントとのコミュニケーションを取る場合もあります。セキュリティという専門的な分野について一般的な知識レベルの人とやり取りをすることは難しいため、顧客対応力は強みになります。顧客とのコミュニケーションの頻度やレベルの高さが伝わるよう、担当した業務を具体的に書きましょう。プロジェクトリーダーの経験があるなどの場合には、それについてもアピールできます。
私は自社のITインフラに関わるセキュリティの責任者として、運用・保守を主に担当いたしました。電力の損失によるサーバーインスタンスの障害が起こった際には迅速に調査・対応し、サービスの停止時間を1時間以内に食い止めました。また、セキュリティ強化のために、ベンダーの見直しなどの地道な対策も継続して行っております。自社で運用・保守に長期的に携われたことで、トラブル対応に関わる経験を積むことができ、高い対応力を身に付けました。
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例文の解説
セキュリティエンジニアは、インフラ構築、運用・保守などのセキュリティに関わる領域を担当し、トラブルにも適切に対応することを求められます。まずはトラブルを迅速に解決することが大切ですが、そのためには経験の豊富さを求められる場合があります。過去の業務経験について記載し、対応力の高さを伝えましょう。
私はセキュリティエンジニアとして5年間従事いたしました。業務に必要な知識・スキルのレベルアップさせる目的で、現職では『基礎情報技術者試験』、『情報セキュリティスペシャリスト』を取得いたしました。また、さらなるスキルアップのためにネットワーク情報セキュリティマネージャーの取得に向けて独学で学んでおります。
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例文の解説
セキュリティエンジニアの業務ではセキュリティに加え、ネットワークやサーバーなどの専門知識が必要になる場合もあり、業務に関連して資格を保有している場合は、知識・スキルを示すのに役立ちます。求人情報に優遇条件が記載されていることもあるので、確認の上、必要に応じて資格に関する情報を含めることを検討しましょう。
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