Webアプリ開発(Webアプリケーション開発)の職務経歴書サンプルと書き方のポイント

Webアプリ開発の職務経歴書は、技術的な部分やマネジメント的な部分が明確にわかるよう、編年体式（逆編年体式）の美しいレイアウトで、プロジェクト単位で区切って記載することが有効です。職務能力の高さや保有スキルなどが企業側に正確に伝わるように工夫し、サンプル（見本）を参考にして、しっかりと自己PRできる職務経歴書を作成しましょう。

Webアプリ開発(Webアプリケーション開発)の職務経歴書を書くポイント

各プロジェクトの担当業務と作業環境、役割を整理する

Webアプリ開発の職務経歴書を作成するには、何の開発に携わったか、どのような業務を担当したかを明確にして、知識や保有スキルが企業側に伝わるように配慮することが重要です。職務経歴書の作成に着手する前に、過去の職歴を振り返り、プロジェクト内容や担当業務、役割、環境について整理しておきましょう。そうすることで職歴に関する情報の記載漏れを防ぎ、職務経歴書でPRすべきポイントを把握する機会にもなります。

募集要項を参考にして自己PRしたいポイントを決める

中途採用では、募集要項に求める人物像や優遇条件などが記載されている場合があります。企業側がどのような人材を必要としているのかを知るための大事な情報源となるので、職務経歴書を作成する前に確認しておきましょう。Webアプリ開発の採用時に重要視されやすいポイントは、基本設計スキル、プログラミングスキル、顧客折衝能力、マネジメント能力、管理能力などです。技術職の中途採用では即戦力の需要が高いとされており、実務経験や知識、スキルが重視されやすくなっています。職務能力の高さをPRしてそれらの能力が採用担当者に正確に伝わるよう、職務経歴書には情報を漏れなく簡潔に記載しましょう。

得意分野や保有資格について明確に記載する

職務経歴書に「得意分野」の欄をつくり、職歴の部分でPRしきれていないポイントや、企業側が募集要項などで明示している人物像に合致するポイントなどについて強調してPRしましょう。マネジメント能力、応募先企業に関連する業界知識などの補足情報や、技術者としての強み（アピールポイント）を記載することが有効です。また、業務に活かせる可能性のある資格を保有している場合には、「保有資格」の欄をつくって記載することも効果的です。書類選考は面接に進むための第一関門。そこを突破するには、採用担当者に「会ってみたい」と思われることが重要です。読み手の立場ならどのような職務経歴書に魅力を感じるのかを考え、より魅力的な書類を作成しましょう。

Webアプリ開発(Webアプリケーション開発)に求められる能力

Webアプリの開発に関わる設計スキルやプログラミング能力が必要です。また、開発するWebアプリの具体的な内容や方針などを検討する立場になる場合には、トレンドリサーチスキル、幅広い専門知識や業界知識なども必要になる可能性があります。

営業活動を開発業務と並行して行う場合には、顧客折衝能力や提案力、問題抽出力や問題解決力など、営業職に必要なスキルも求められます。営業力については経験の豊富さが求められる傾向があるので、営業活動を行った経験がある場合には適切にPRしましょう。

プロジェクトリーダー（チームリーダー）を任された場合には、人材教育や進捗状況の管理などを行い、社内担当者や顧客とのコミュニケーションを取って調整を行う可能性があるため、マネジメント能力や高いコミュニケーション能力が必要となってきます。

Webアプリの開発業務には、作業の正確性やミスを起こさないための慎重さ、責任感、スケジュール管理力などが求められます。また、アフターフォローを行う場合には、顧客対応力や気が利く人柄なども必要です。

あなたの持っているスキルを人事に伝える方法

あなたの持っているスキルを職務経歴書に記載することは企業の採用担当者にアピールする上で大事なことですが、職歴の欄に書くのか、自己PR欄に書くのか、箇条書きがいいのか文章にした方がいいのか、書き方に悩まれることもあるでしょう。

実は、転職サイトからWebで応募する場合、職務経歴書とは別の項目でスキル・能力を人事に見てもらうことができます。

マイページで登録できる「経験業務」に関する項目

typeで登録できる経験業務の一例をご紹介します。
もしあなたに当てはまる項目があれば、ぜひスキル登録しておきましょう。

上記は一例であり、他にもフレームワーク・API、データベースなど、さまざまな入力項目をご用意しています。
選択してチェックを入れるだけなので、職務経歴書のために時間が割けない場合にこちらだけ登録しておくのもおすすめです。

Webアプリ開発(Webアプリケーション開発)の職務経歴書サンプル

この職務経歴書はwebアプリ開発(WEBアプリケーション開発)を経験している32歳 男性の書き方サンプル例になります。

職務経歴 概略

主な経歴

20××年×月～20××年×月　（株式会社○○）

20××年×月～20××年×月　（○○株式会社）

20××年×月～20××年×月　（○○株式会社）

20××年×月～20××年×月　（株式会社○○）

自己PR

私は現在、社内SEとして社内のITインフラに関わる開発・運用を中心に、カスタマーサポート
や人事も担当しております。Webアプリケーションの設計や開発に関わる知識・知見には自信があり、レジャー業界のお客様とお取引を行わせて頂いた経験もありますので、貴社が運営している旅行予約サイトの運用や新システムの開発・導入にお役立ちできると考えております。今後は、これまでに学ばせて頂いた知識と経験を活かし、貴社の活動に貢献できるよう、精進して参ります。

職務経歴書のセルフチェック方法

完成度を高めるために、内容を再確認することが重要です。
以下を参考にして、職務経歴書をブラッシュアップしましょう。

職務経歴書のチェック項目

職歴を「5W1H」で明確に伝えられていますか？

• いつ（西暦表記・在籍期間）
• どこで（在籍企業・所属部署・常駐先）
• どんな立場で（役職・役割・責任の範囲）
• 誰に対して（社内関係者・社外担当者）
• 何を（具体的な職務・業務）
• どれくらい（規模・人数など）

自己PRになる情報を盛り込めていますか？

• 成果・実績（開発実績・マネジメント実績・社内評価・コミュニケーション能力など）
• 得意分野（開発能力・営業力・マネジメント力など）
• 専門スキル（専門知識≪業界知識・業務知識≫など）
• 応用スキル（語学力・ビジネスマナー・PCスキル≪Word・Excel・PowerPoint≫など）

情報が正確に伝わる内容に仕上がっていますか？

• ビジネス文書（名詞・体言止め）
• レイアウト（記号・改行・表で見やすく）
• 具体性（5W1H・数値・専門用語）
• PRポイント（得意分野・業務内容）
• 適性（求める人物像に合致）
• マネジメント（人数・成果）

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