採用担当者のチェックしているところは?
まず、採用担当者はあなたの職務経歴書にある営業成績に関係する項目を見ます。具体的には、どのようなターゲットにどのような商材をどのようなやり方でどれだけ売上を出すことができたか、という点です。そうはいっても、全てを営業成績だけで判断をするわけではないので、ご安心ください。成績は一つの目安にすぎません。なぜなら、業界ごと、商材ごと、企業ごとによって営業方法も売上の仕組みも異なるため正確な比較はできないからです。ですから、基本的にはあなたが与えられた目標に対してどのようにして達成できるよう行動したか、結果にコミットしたかという点をポイントとして見ているのです。
【職務経歴書記載ポイント】
・商品(採用担当者がイメージできるよう具体的に書きましょう)
・ターゲット(具体的な顧客像[規模・エリア・業種等]、何件担当したか、新規・既存の割合等)
・行った営業方法(独自の工夫)
・実績(年・月ごと、期間平均実績値、達成率、増加率、成約件数、順位、表彰歴等)個人、なければグループ。自社内での位置づけ。
※マイナス評価になる可能性のある部分は見せ方を工夫しましょう。例えば、その月だけ見れば未達ですが、年単位で達成していればアピールできる方の実績を書きましょう。
【実績がない場合】
この点で悩まれる方は多いのですが、具体的実績が数値としてない場合は働いていた期間どのようなことを学んだか、どのようなことで工夫をしたかを振り返りましょう。例えば、研修期間中に得た商材知識や使用した汎用システム、働いた会社の業界のビジネスモデルの理解度等。働いた期間が短かった場合にも何かしら入社して知り得た、身についたことはあるため箇条書きでいいので、紙やメモ機能を用いて書いてみましょう。異なる業界、職種転換の場合には転職先で活かせるであろう経験を見つけ、記載しましょう。期間は短くてもあなただからこそできたことはあるはずです。どうしても思いつかない場合には人材会社のキャリアコーディネーターに相談するとどのようなことが実績になるかアドバイスをもらえるでしょう。