土木施工管理技士(どぼくせこうかんりぎし)
「土木施工管理技士」は国家資格で、河川や道路、橋梁などの土木工事において工事計画や施工図作成などに従事し、四大管理といわれる工程管理・品質管理・安全管理・原価管理を行います。土木工事現場で、建設業法で設置義務のある「専任の技術者」「主任技術者」や「監理技術者」になれます。
2級と1級があり、2級のみ「土木」「鋼構造物塗装」「薬液注入」に分かれていて試験内容が異なります。「管理技術者」になれる「1級」土木施工管理技士は、建設業界で慢性的に人手不足と言われていて、転職に有利になる資格です。
1級の応募資格は以下のいずれかを満たす必要がある
●指定の学科を卒業と3年以上の実務経験(学校の種別により、実務経験の変動あり)
●指定学科以外を卒業の場合は、4年6ヵ月以上の実務経験(学校の種別により、実務経験の変動あり)
●2級の資格を保有している
●13年以上の実務経験 など
(引用:一般財団法人 全国建設研修センター 1級土木施工管理技術検定より)
2級の応募資格は以下のいずれかを満たす必要がある
●指定の学科を卒業と1年以上の実務経験(学校の種別により、実務経験の変動あり)
●指定学科以外を卒業の場合は、1年6ヵ月以上の実務経験(学校の種別により、実務経験の変動あり)
●8年以上の実務経験 など
(引用:一般財団法人 全国建設研修センター 2級土木施工管理技術検定より)
土木施工管理技士の資格DATA
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2級と1級の合格率は、どちらも学科が50?60%、実地が30?35%。
※年によって合格率が振れる傾向あり。 -
「土木施工管理技士」」は、建築業界の転職で非常に有利。
特に土木工事は公共事業の割合が高く、公共事業では建設業者の技術力評価に有資格者数が含まれるので歓迎されます。 -
受験料:2級 5,250円(学科・実地それぞれに必要)、1級10,500 円(学科・実地それぞれに必要)
土木施工管理技士が活かせる職種例
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