応用情報技術者(おうようじょうほうぎじゅつしゃ)
「応用情報技術者」は情報処理に関する国家資格です。同じく国家資格である「基本情報技術者」の上位に位置付けられます。企業で情報技術を活用した戦略立案が出来ること、システム設計・開発・運用の場面で知識・技能の要求に応えられることを目指し、技術だけではなく、経営戦略や法律など幅広い出題範囲に特徴があります。
国家資格のため、公共案件入札時に企業の評価で「有資格者数」が含まれることもあるので、SIerでは転職で目を引く資格でしょう。
応用情報技術者の資格DATA
応用情報技術者の合格率は20?25%あたりで推移。
合格率だけでみると難関資格ですが、出題範囲が広いことが一因。
試験は午前が選択式(4択問題)、午後が記述式で出題される。
公式サイトで過去問が公開されている。公共系システム開発を手掛けるSIerでは、書類選考時に目を引く資格。(公共案件入札時に企業の「有資格者数」が基準になることもあるため。)
また、弁理士など特定の資格では、応用情報技術者を取得していれば一部の試験科目が免除になることも。受験料:7,500 円
試験は年に2回(4月、10月)実施。