MBA(えむびーえー)
MBAは、実は資格ではなく経営学修士号、つまり学位です。MBAプログラムのある大学院(ビジネススクール)を修了すると授与される学位で、ビジネスのあらゆる分野で高度な知識があることを証明できます。いわゆる、ビジネスエリートの証と言えるでしょう。
MBAの取得方法は、海外と国内のどちらもあります。海外取得を目指す場合、企業の留学制度を利用する方法があり、狭き門ですが学費などを会社や国から出資してもらえるメリットがあります。日本での取得なら、MBAプログラムのスケジュールがフルタイム型以外に、土日あるいは平日夜間だけ等、働きながら通える大学院もあります。
英語力がアピールできるので、海外取得の方が評価が高いでしょう。また、転職に活かすなら、どこの大学院(ビジネススクール)で取得したかが重要視されることも覚えておきましょう。
MBAの資格DATA
大学院(ビジネススクール)の入試試験(他に推薦状等)があり、各院の受験倍率で難易度に差が出ます。また、修士課程を修了する期間として1?2年必要です。
MBAが求められるのは、経営戦略系コンサルティングファームや事業会社での管理や経営企画部門などです。金融系のマネジメント職でのニーズも見られるようです。これらの職種への転職なら、MBAで有利になるでしょう。
ただし、外資系企業や金融系では「どの大学院(ビジネススクール)のMBA」かが重視される点には、注意が必要です。海外での取得を目指すと、生活費も含めて1年あたり数百万?1千万円が必要。国内なら学費の60?100万円程度が必要でしょう。
MBAが活かせる職種例
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