ファイナンシャルプランナー(ふぁいなんしゃるぷらんなー)
ファイナンシャルプランナー(FP)は、個人的なお金、つまり節約や税金、ローン、資産運用などのアドバイスをする専門家で、具体的には顧客から収入・支出や家族構成・資産などの情報提供を元に、現在や未来のライフプランに即した資金計画を提案します。実は、ファイナンシャルプランナーと名乗り、業務を行うことに資格は義務付けられていません。しかし、顧客に信頼されやすいという点で、資格取得者が有利です。
ファイナンシャルプランナーの資格は3つあり、国家資格の「ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)」と、民間資格のAFP(国内資格)、CFP(国際資格)です。最もメジャーなのは国家資格の「ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)」で、名称独占資格なので資格取得者だけが「FP技能士」と名乗ることができます。
「ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)」の実施は、「日本FP協会」と「金融財政事情研究会(きんざい)」の2団体で、学科試験問題はどちらも同一ですが、実技試験問題は異なり、受験手数料にも違いがあります。資格としての価値は同じなので、学科試験の内容で選ぶと良いでしょう。
ファイナンシャルプランナーの資格DATA
「ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)」の合格率は3級は50?70%前後、2級は50%程度、1級は学科試験が10%程度(実技は90%前後)。1級は難易度が高いと言えます。
転職で有利になるのは、ファイナンシャル・プランニング技能士の2級または1級です。
受験料(3級:実技・学科共に3000円、2級:実技4500円、学科4200円、1級:学科8900円、実技20,000円or25,000円)
ファイナンシャルプランナーが活かせる職種例
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