2級建築士(2きゅうけんちくし)
「2級建築士」は国家資格で、戸建て住宅程度の建物の設計、工事監理を行うことができます。おおよそ「高さが13m以下かつ軒高9m以下、延べ面積が300u以下」に制限されていると捉えましょう。
2級建築士の活躍場所は、設計事務所やハウスメーカー、建設会社など建築・不動産関連企業です。設計や現場の施工管理の他に、営業系や管理職としての働き方などもあって、対応できる職種は幅広くあります。
2級建築士の受験資格には学歴要件があり、建築関連の学歴が無い場合は実務経験が7年以上と定められています。
応募資格は以下のいずれかを満たす必要がある
●大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校、職業訓練校等において、指定科目を修めて卒業した者、実務経験年数は最短0年
●建築設備士、実務経験年数は0年
●その他都道府県知事が特に認める者(外国大学を卒業した者等)、実務経験年数は所定の年数以上
●建築に関する学歴なし、実務経験年数は7年以上
(引用:公共財団法人 建築技術教育普及センター 二級建築士試験 受験資格より)
2級建築士の資格DATA
学科試験の合格率は約40%、設計製図の合格率は55%前後なので、最終合格率は20%程度。難易度は高め。
建設業界、不動産業界で歓迎資格で、応募できる職種は多く、転職で有利。
受験料:18,500円
2級建築士が活かせる職種例
(※職種例の掲載求人が0件の場合もあります)