個人営業経験者の自己PR例文とアレンジのコツ

「自己PR」は応募書類の中でも採用担当者が特に注目する項目で、ライバルに差を付けやすいポイントの一つになります。職務経歴書だけでは伝えきれない「自分自身の強み」をしっかりと伝えましょう。ここでは個人営業経験者の自己PR例文集と、自分らしくアレンジするコツを分かりやすくまとめています。例文を参考に、オリジナルの自己PR文を作成してくださいね。

個人営業のアピールポイントを自分らしく記載するコツ

成果がイメージできる「実績」を記載する

個人営業は、売上や成約件数などが社内での評価に直結しやすい職種といえます。それらの結果は転職活動でも評価されやすいので、売上、成約件数、前年対比、個人の結果、チームの結果、表彰された実績などの具体的な情報を自己PRに記載し、営業力の高さをアピールしましょう。表彰など華やかな実績はなくても、「テレアポの獲得率」や「月間の提案数」「同時に担当していた社数」など、営業におけるプロセスの実績を伝えることで、営業職としての能力を伝えることができます。例えば、「1日あたりのテレアポ件数100件」、「1カ月あたりの成約件数○○件(ノルマ達成率100%)」など、具体的な数字を盛り込んだエピソードにするのが有効です。

職務経験のレベル感が伝わる「知識・スキル」を記載する

個人を対象とした営業職では、より多くの自宅や会社を訪問して営業活動を行う場合や、店舗に来客したお客様に営業する場合など、業界・会社によってスタイルが異なります。応募する企業が取り扱っている商材や営業スタイルなどを考慮し、転職後に役立つ可能性の高い知識や経験、スキルから優先的に情報を記載することが有効です。営業スキルの中でも、特に個人営業に求められるのが、ヒアリング力、折衝力、トークスキルなどの「対人コミュニケーション」に関するスキルです。営業活動の中で意識的に行っていること、特に自信のある営業スキル、それを証明するエピソードなどがある場合には自己PRに記載しましょう。

経験の豊富さに直結する「経験期間」を記載する

営業職の業務で役立つ知識やスキルは経験によって身に付く場合が多く、経験期間が長いほど知識やスキルも豊富であると思われる場合が多いです。中途採用では即戦力に対するニーズが高くなりやすいため、「個人営業経験○○年」、「法人営業経験○○年」のように「期間」について記載し、経験の豊富さをアピールしましょう。転職希望先の業界・会社で活かせる業務経験があれば、経験期間の長短に関わらず触れておいても良いでしょう。

個人営業の自己PR例文集

個人営業の実務経験や保有スキルなどは人によって違いますよね。自分に合った例文を組み合わせて、自分だけの自己PRを作成しましょう。履歴書の自己PR欄は小さい場合が多いので、150~300字程度にまとめるのがおすすめです。「この例文を使う」を押すと、ページ下の編集エリアに自動的に反映されます。自分らしい自己PRになるように編集して活用しましょう。

私は提案力に自信があります。お客様に最適な商品を見極めてお勧めするためには、丁寧なヒアリングが肝であると考えます。商材に関連する業務の話だけでなく、お客様の社内の人間関係や、仕事に対する姿勢、どんなことを大事にしている人なのかを理解した上で、商談するようにしています。丁寧なヒアリングを意識し始めてからは、それまでよりも売り上げを伸ばし、安定してノルマを達成することができるようになっただけでなく、お客様との信頼関係を築けている実感があり、実際にリピートの受注金額の増加に繋がっています。

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例文の解説

取り扱う商品・サービスによっては、さまざまな選択肢の中から顧客に適した商品・サービスを提案することが求められる場合があります。例文のようなヒアリング力の他に、プレゼンスキル、論理的思考、懐に飛び込むスキルなど、提案力を構成する要素はさまざまです。自身の提案力の高さを示す内容に焦点をあてて伝えることが効果的です。どのような顧客にどのような対応をしてどのような成果に繋がったのかといった具体的なエピソードを自己PRに記載しましょう。

私の強みは、外見と物腰の柔らかさでお客様に好印象を持っていただけることです。日頃からお客様とのファーストコンタクトの際に細心の注意を払い、外見だけでなく声色や表情にも気を配り、商品に関するお話を聞いていただくための下地作りに注力しております。その結果、初対面でもお客様の個人的なお話を聞き出せることも多く、昨年度には成約件数で社内3位になることができました。

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例文の解説

短時間で見込み顧客に信頼され、効果的に営業活動を行える人材は非常に営業力が高いと言え、安心感や好感を与えやすい外見や話し方、声などはアピールポイントの一つになります。個人営業の経験があり、印象の良さに自信がある場合には、過去の実績を含めて自己PRで採用担当者に伝えましょう。その場合には、情報の信ぴょう性を高めるために、応募書類の写真にも気を配る必要があります。

私の長所は、目標を達成する意欲が強いことです。組織から課される売上目標や成約件数のノルマを達成することに加え、個人的な目標は前年度と比較して130%の売上と成約件数に設定してきました。なぜそのような高い目標を自身に課すのかというと、目標が高ければ高いほど達成意欲が掻き立てられ、活力が湧いてくるためです。結果として、3年連続で営業ノルマと合わせて個人的な目標も達成することができました。

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例文の解説

個人営業は、売上や成約件数などの結果が求められる職種であり、企業によっては営業ノルマを設けている場合もあります。そのため、目標を達成することに向けて努力できる姿勢は評価されやすいポイントの一つです。目標を達成するために取り組んでいることや心がけていることなどがある場合には、具体的に記載してアピールしましょう。

私の強みは、どんなことも前向きに捉えられるポジティブさです。入社1年目の頃、なかなか初受注を決めることができず、焦りからミスが増えてしまったことがあります。その時に先輩から「ネガティブな営業マンは売れない」と叱咤され、それ以降はテレアポが取れなくても「この売り文句はあまり刺さらないことが分かって良かった」、提案が落ちても「もっと良いプランを作るヒントをもらえた」、と何でも前向きに捉える訓練をしてきました。その心掛けをしてから、自分でも不思議なほど受注を取れるようになり、入社2年目の昨年度は年間売上トップの成績を残すことができました。これからもこのマインドを武器に営業職としてスキルアップし、貴社に貢献したいと考えております。

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例文の解説

営業職の仕事では、「成果を上げられない」、「顧客から理不尽な要求をされる」などストレスフルな状況を経験することも少なくありません。そのため、思うように結果が出ない時にも主体的に行動し続けられるポジティブな人間性が高く評価される可能性があります。例文は、仕事に対する取り組み方や考え方について、具体的なエピソードと実績を盛り込んでアピールする文章になっています。

私の強みは信頼関係構築力です。お客様との連絡をマメに行うことや、お客様の求めていることを常に考えて一歩先の情報を提供することを意識しており、お客様からの要望にも迅速に応えてきました。これらを意識していたことで信頼を得ることができ、多くのお客様から「あなただから買う」と言っていただけました。そういったお客様とは長期的にお取引が続きやすく、売り上げにも繋がっています。

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例文の解説

個人営業として成果を上げる人の多くは、人に対するきめ細やかな気配りが上手で顧客に対して気の利いた言葉を添え、顧客からの要望に対して迅速な対応をしています。そうしていくうちに顧客満足度が上がり、結果が後からついてきます。ただし、感情的なモチベーションだけではなく数字を第一に考える営業マンとしての心構えも必要です。結果にどう繋がったのかについてもアピールしましょう。

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