日商簿記3級(にっしょうぼき3きゅう)
商工会議所検定試験のうち簿記に関する技能を検定するもの。1?4級があるが、一般的に、初学者は3級から受験することがほとんどであり、各種専門学校も3級が初歩レベルと位置付けている。経理関連書類の読み取りや財務基本知識が身につき、商店、中小企業の経理事務に役立つ他、営業、管理部門に必要な知識として評価する企業が増えている。
1級合格者は税理士試験の受験資格が得られるため、公認会計士試験および税理士試験のキャリアパスとして位置付けられている。
日商簿記3級の資格DATA
1級の合格率は10%以下と難易度が高いが、2・3級は問題集での勉強でも合格率が35?40%と比較的取りやすい。
簿記知識は様々なビジネスシーンで活用できるため、多くの企業が採用判断に活用したり自己啓発として取得を奨励している。
受験料(3級2500円/2級4500円/1級7500円)+問題集やセミナー(数千?数万円)等、級によって異なる。