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「スタートアップで働く」の解像度が高まる! 注目スタートアップの技術トップ5人のインタビュー記事まとめ

働き方

スタートアップ支援を重要政策の一つに位置づけている岸田文雄政権。国によるスタートアップへの投資額も現在の8000億円規模(2021年)から、今後5年で10兆円規模を目標*に掲げた育成計画案が発表され、23年はスタートアップを取り巻く動きがより一層盛り上がっていきそうだ。

そこで本記事では、注目のスタートアップのCTOやVPoEが登場したインタビューをピックアップ。

今年、スタートアップへの転職を検討しているエンジニアは、各CTOのインタビューから「スタートアップで働く」の解像度を高めてみてはいかがだろうか。

*参照元:スタートアップ育成5か年計画(内閣官房HP)

【Luup】CTO(共同創業者) 岡田直道

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一人目は、電動キックボードなどのマイクロモビリティのシェアリングサービスを展開するLuupのCTO 岡田直道さんだ。東大工学部在籍中から複数社でアプリ開発を手掛け、大学院在籍中にLuupを創業した岡田さんは、どうしてあえて「険しいプロダクトづくり」の道を選び、サービス化まで推進していくことができたのか。その理由に迫ったインタビューだ。

4~5年くらい前は『先進的な技術を使って、まったく新しいビジネスを生み出そう』というスタンスのスタートアップが多かったと思います。かつ、初期投資が少なく、思い立てば比較的すぐに始められるようなWeb完結のサービスを選択する企業が次々に生まれていました。

だから、そこをあえて逆張りでいくと面白そうだなと思ったんです。

「逆張りの先に勝機が見えた」電動キックボードのシェアサービスLuup岡田直道の“本気のやりたい”追求するブレない生き方

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【カミナシ】CTO 原トリ

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続いては、カミナシのCTO 原トリさんの記事だ。Amazon Web Servicesからカミナシに入社し、人生初のCTOとして働き始めた原トリさんが目指す開発組織とはどのようなものなのだろうか。原トリさんが考える「優れたプロダクトを生み出せるエンジニア像」と合わせて聞いた。

僕らが行っているのはソフトウエアエンジニアリングであって、単にコードを書いているわけではありません。

作ったソフトは、長期にわたってお客さまにサービスとして提供し続けていくわけで、そのライフサイクル全てに責任が発生します。

それなのに、よく考えずいきなりコードを書き出すと、何か一つでも「想定外」が起きたときに例えばパフォーマンスがガクッと落ちるようなシステムになってしまう。

そのような事態を防ぐためには、エンジニア一人一人が手を動かす前に、「自分たちが作っているシステムが、将来どのような使われ方をするのか」をイメージできていることが重要です。

【カミナシCTO原トリ】優れたプロダクトは“Howのプロ集団”から生まれる

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【ゆめみ】CTO 大城信孝

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三人目は、ゆめみのCTO大城信孝さんの記事だ。同じく、注目度が高まっているUbieのソフトウエアエンジニア長澤太郎さんとの対談で、「高まるスタートアップのエンジニア給与」について、2社における実態を話してもらった。給与水準で上場企業を上回るようになった日本のスタートアップで、今後エンジニアに求められるものとは一体何なのだろうか。スタートアップへの転職を検討している方は必見だ。

よく言われることですが、エンジニアは売り手市場なので「社内で給与を上げるよりも転職したほうが早い(大幅な年収アップが見込める)」状況です。

したがって人材の流失を防ぐためには、転職と同等のメリットを社内で仕組みとして提供していくしかありません。

そこで、ポジションを上げる手段として職位をフリーにし、転職市場に応じた給与を自己申告できるようにしたわけです。

スタートアップ採用激化でエンジニアの給与水準は上昇傾向に。報酬アップが意味する“シビアな実情”とは【Ubie×ゆめみ】

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【助太刀】執行役員VPoE 月澤拓哉、【10X】取締役CTO 石川洋資

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最後に、急成長中の助太刀でVPoEを務める月澤拓哉さんと、10Xの共同創業者でCTOの石川洋資さんの対談記事をご紹介。二人が「エンジニアが自走する組織」をどのようにつくっているのか。彼らが経験してきた成功・失敗談をはじめ、二社の試行錯誤から得られる学びは多いはずだ。

個々のエンジニアの意見をできるだけ集め、抽象度が高くても解決すべき課題であれば実行に移すこと、また実行に移せる環境を作ってあげることが大切だと思います。

「意見を出して」とは言うものの、それがバックログに積まれるだけで、結局経営陣がトップダウンで決めているなら意味がないですから。

スタートアップで事業が拡大しているフェーズだからこそ、メンバーには積極的にそういう成長機会を提供していきたいです。

【助太刀×10X 技術トップ対談】スタートアップの急成長を支える“自走できる開発チーム”のポイントとは

>>記事はこちら

文・エンジニアtype編集部

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