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レガシー産業だからこそ、エンジニアの介在価値がある。建設業界のICT化を牽引するリバスタの挑戦

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業界を問わずICTやDXが推進されるようになって久しい。それに伴って、特定の業界に特化したサービスも続々と登場している。

しかし、全ての業界で等しくICT化が進んでいるかというと、答えは否。いまだテクノロジーの活用に課題を残しているレガシー産業も存在する。その中の一つが、建設業界。レガシー産業に革新を起こすためには、利便性の高いサービスの導入が必要不可欠だ。

今回は、2007年の設立以来、建設業界向けのソリューションを提供し続けてきたリバスタで働くエンジニアたちへのインタビューを実施。建設業界が抱える課題はもちろん、その課題解決にエンジニアとして取り組む面白みを探った。

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株式会社リバスタ
サービス開発本部 インテグレーション開発部 第二サービス開発グループ
Eさん

前職ではIT企業のエンジニアとしてさまざまなシステム開発の受託案件に参画。よりユーザーに近い立場で開発がしたいと考え、2018年8月にリバスタに転職

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サービス開発本部 インテグレーション開発部 第一サービス開発グループ
Mさん

社内SEやSIerでのエンジニアなどを経験した後、2022年4月よりリバスタにジョイン。現在は開発グループのチームリーダーを務めている

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サービス開発本部 インテグレーション開発部 基盤・運用グループ 基盤チーム
Wさん

前職ではシステム会社に勤務し、AWSクラウドを利用したサービス開発に従事。身に付けたAWSクラウドの専門知識を生かせる企業への転職を検討した結果、リバスタに出会い、2018年4月に中途入社。基盤チームに配属となる

建設業界の長いバリューチェーンを網羅するICTサービスが必要

建設現場で出た産業廃棄物処理の委託契約書を電子化してPC上で契約書作成から締結、保管まで完結できるクラウドサービス『e-reverse.com(イーリバースドットコム)』や、作業間連絡調整や入退場管理、安全書類作成といった施工管理業務のサポートの機能を備えた『Buildee(ビルディー)』など、リバスタが提供しているサービスは一貫して建設業界に特化している。

実際のところ、建設業界のICT化の前にはどのような課題が存在しているのだろうか。

同社でエンジニアとして活躍するEさんは「ICT化の進捗状況は、建設業界内で大きな格差がある」と語る。

「一口に建設業界と言っても、ゼネコンなどの元請け企業と建設現場で働く工務店とでは、システムの活用状況が異なります。元請け企業ではすでにシステムの導入が進んで当たり前のように社員が活用しているのに対して、工務店にはITやシステムの知識を持つ人材が少ないケースが多いのです。

もちろん、サービスを開発する際にはユーザーを第一に考えていますが、ユーザーによって使いこなせるレベル感に差があるため、操作画面に十分な説明を記載したつもりでも『よく分からない』という問い合わせがカスタマーセンターに寄せられることもしばしば。かと言って長々とHow toを載せても、かえって分かりづらくなってしまいます。

誰もがストレスなく使えるシステムを作る難易度は極めて高いですね」(Eさん)

リバスタ

さらに、Eさんはもう一つの課題として、建設業界のビジネスの工程の多さを挙げた。

「建設業界には、建設の企画から設計、施工、保守、廃棄といった長いバリューチェーンがあります。

建設業界向けのICTサービスを持つ企業は増えてきている印象ですが、特定の工程にフォーカスしたものが大半です。よって、業界全体のICT化の実現には今一歩及んでいないのではと考えています」(Eさん)

同社のメインサービス『e-reverse.com』の開発チームでリーダーを務めるMさんは「建設業界が取り組むべきテーマそのものも増えている」と、別の視点から語る。

「『e-reverse.com』では、建設業界の課題の一つである紙の書類の多さと向き合い、電子化によるペーパーレスの推進に貢献してきました。

そして近年、新たなテーマとして業界全体が注力しているのが脱炭素。CO2排出量をいかに可視化し、管理するかが求められるようになっています。

これはほんの一例で、今後も取り組むべき課題やテーマが出てくるでのではないでしょうか」(Mさん)

リバスタ

建設業界向けソリューション開発のリーディングカンパニーとして、リバスタはこれらの課題に取り組んでいる最中だ。

「先にもお伝えした通り、建設業界の全ての業務を網羅するサービスはまだこの世に存在しません。ですが、長年建設業界に対してソリューションを提供してきたリバスタであれば、実現できると思うんです。

現在は『Buildee』で施工管理を、『e-reverse.com』で廃棄物処理の工程におけるICT化を後押ししています。今後も新しい価値を提供できるよう、新サービスの開発も視野に入れながら建設業界のICT化に貢献し続けていきたいですね」(Eさん)

リバスタであれば、業界のバリューチェーンを全て網羅するソリューションが提供できるに違いない。そんなEさんの言葉に、基盤チームのエンジニアであるWさんも大きく頷く。

「これまでアナログで行っていた作業が、リバスタのサービスを導入したことでスムーズになった、といった声をお客さまからよく聞きます。

人の役に立つサービスの開発に携われている実感が持てるのでやりがいを感じますし、もっと便利なものを生み出したいと思いますね」(Wさん)

リバスタ

管理者から現場作業員まで、関わる全員に価値を提供する

リバスタでは、蓄積されたノウハウを生かして、業界の他社に先駆けた新たなソリューションの提供に成功している。一例として、国が主導し19年から運用が開始された「建設キャリアアップシステム(CCUS)」という仕組みと、自社サービス『Buildee』との連携が挙げられるだろう。

建設キャリアップシステムは、個人が保有する技能者カードにこれまでの就業履歴やスキルを登録・蓄積する仕組みのこと。建設業に携わっている作業員が技能・経験に適した評価が受けられるように、今までどんな現場で働いてきたのか、どういった資格を持っていて、どんな役割を担ってきたのかなどが記録される。国土交通省と建設業界の団体が連携して利用促進に取り組んでいるものだ。

リバスタでは、21年1月に自社サービスの『Buildee』にこの技能者カードを連携させる機能を実装した

「技能者カードと連携したことで、その日現場で働いている作業員がどんな経歴やスキルを持っているのか、『Buildee』ですぐに分かるようになりました。

それまで、作業員の配置検討や評価の際には、本人に直接スキルを聞いたり、人事に経歴を確認したりといった手間がありました。しかし、『Buildee』のシステム上ですぐに分かるようになったことで、建設現場に関する情報が一元管理できて利便性が上がったと良い反響が寄せられています」(Eさん)

リバスタ

一方Mさんは、リバスタのメインプロダクトのひとつである『e-reverse.com』の評価をうかがわせるエピソードを紹介した。

「とある作業員の方が勤めていた会社には『e-reverse.com』が導入されていて、現場での活用が進んでいたそうです。しかし、その方が転職した別の会社ではまだICT化が進んでいなかった。

そこで『e-reverse.com』というサービスが便利だから利用した方がいい』と、会社に対して提案してくださって、実際に導入が実現したんです。

ユーザーさんにリバスタのサービスの有用性を実感していただけていることが分かって、うれしかったです」(Mさん)

リバスタ

建設業界は「やれることが多くて面白い」

今回話を聞いた3名は、全員が建設の分野とは異なる業界出身。彼らは建設業界のどこに魅力を感じているのだろうか。

「以前勤めていた業界では、既存のシステムの改修がメイン業務でした。一方、建設業界の場合は業界特化型のサービスがまだまだ足りておらず、新規の開発を急いでいる状態です。

新しいものを生み出せるチャンスが多い点に、魅力を感じます」(Eさん)

Eさん同様、Mさんも建設業界に向けたサービスを開発する面白みを実感している。

「建設業界のICT化はまだ道半ばですが、リバスタに入社する前に想像していたよりも大きな可能性を秘めた業界だと思っています。

長い歴史、長いバリューチェーンを持つ業界だからこそ、蓄積されたデータ量は膨大です。この業界の未来を切り開いていくことに携わっていると思うと面白いですね」(Mさん)

Wさんは、入社前後での建設業界に対する印象のギャップを明かした。

「Mさんも言った通り、建設は古くからある業界。なので、新しいものを取り入れることへの抵抗が強いのでは、というイメージがありました。

ですがリバスタに入社して、そのイメージは先入観でしかなかったことに気付いたんです。むしろ、新しいものは積極的に取り入れていく傾向があると感じています。

また、私が所属する基盤チームではAWSクラウドを利用していますが、AWSクラウドには次から次へと新しいサービスが登場します。新サービスが出ると、すぐにチーム内で検討・検証してよければ取り入れていく。そのフットワークの軽さがあれば、今後もさまざまな新しいサービスを提供できると思っています」(Wさん)

リバスタ

大きな可能性を秘めているからこそ、やりがいも大きい。建築業界に新たな価値を生み出したいと語る3人からは熱い思いが感じ取れる。

最後に、今後のビジョンや目標を聞くと、Eさんは次のように答えた。

「将来的には新しいサービスのプロダクトのオーナーとして企画から運用まで携わっていきたいですね。

正直、リバスタに入社した頃は『いい画面を作ってやるぞ』と意気込んでいたのですが、自分一人でやるには限界があることにも気付きました。

自分一人ではできないことも、チームのみんながいればできる。そのためには、いかに他の人に協力してもらうかという点が大事だと実感しています。その点、リバスタにはエンジニアはもちろん、事業サイドも営業サイドもサービス作りに前のめりなメンバーが多いので、心強いなといつも思っています。

今後は、チームをけん引しながら価値を出していけるリーダーになりたいですね」(Eさん)

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リバスタ

取材・文/キャベトンコ 撮影/桑原美樹 編集/秋元 祐香里(編集部)

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