活躍している若手エンジニアは、一体どんなキャリアを歩んでいるんだろう?「エンジニアの転職」ならではの成功の秘訣を読み解くために、転職を通じて理想のキャリアを掴み取ってきた35歳以下のエンジニアに聞いてみた!

脱二次受け企業、「上流工程で働きたい」30代SEに学ぶキャリアアップ転職の決め手
【PR】 転職

株式会社ダイヤモンドファンタジー ITソリューション事業部 開発部 山田雅美さん
ソフトウエア開発会社でシステムエンジニアとして約8年勤務し、自社製品の営業同行や環境構築などを担当。2019年4月にダイヤモンドファンタジーに入社
1、顧客折衝と開発の両方が担当でき、上流工程に携われる
2、オンとオフのメリハリをつけて働ける
3、エンジニアのキャリアを真剣に考えてくれる会社
【転職背景】お客さまに提案する開発エンジニアになりたい
私は前職もソフトウエア開発企業でSEとして勤務していました。仕事をしていく中で「お客さまと直接お話をして提案するのが面白い」と感じるようになって。だんだんと、お客さまと意見交換ができるような上流工程のフェーズに携われるエンジニアになりたい、という思いが強くなりました。
しかし前職は基本的に二次受けの会社だったため、そもそも開発担当としてお客さまと関わる案件は少なめだったのです。
そこで会社は私の意志をくみ取り、技術サポートとして営業同行の仕事を任せてくれていました。そのおかげで、お客さまとの交渉術を学ぶことはできたのですが……。ただ、そのうち営業サポートがメインになり、自分が目指すキャリアの方向性とは違ってきてしまって。
ちょうど30歳という区切りの年齢にもなる時だったので、自分の「お客さまに関われるエンジニアの仕事」という目標に近づくために、思い切って転職を志すことにしました。

【転職先選び】決め手は、エンジニアのキャリアを大切にしてくれる社風
転職先を選ぶ上で私が最も大切にしたのは、自分がやりたいことがやれるかどうか。お客さまに提案でき、かつ開発の仕事に携われることを最優先事項としました。
逆に何の言語を使うのか、どこの業界に特化しているのか、といったことにはこだわりがなくて。スカウトメールやホームページで会社概要や具体的な仕事内容を見て、自分の希望を叶えられる企業なのかどうかをチェックするようにしました。
そして残業が長くない、きちんと休日が取れるなど、働く環境に配慮している会社がいいなと考え、この点を二つ目の希望条件にしたのです。
初めての転職だったたため、まずは様子を見ようと転職フェアに足を運ぶことに。3日間参加し、1日5~6社ずつお話を伺う中で、ダイヤモンドファンタジーと出会いました。
なぜダイヤモンドファンタジーに惹かれたのかというと、会場での面談で「当社はエンジニアのことを一番に考えている。エンジニアが『こういうことをやりたい』と言ったら、営業が希望にあった案件を絶対に探してきてくれる」という話を技術者から聞いたからでした。営業ではなくエンジニア自身が言うのだから、これは本当だなと思いました。
そして「なぜ転職を考えているのか?」を聞かれて自分の気持ちを話したところ、「自己分析がしっかりできていて、何がやりたいかも明確。コミュニケーション力も十分備わっているから、まさに当社にほしい人材です」と言ってもらえて。
短時間でのコミュニケーション力をほめていただき、自分のような人材が欲しいと言われ、しっかり見てもらえている、という手応えを感じました。

そして、最終的にダイヤモンドファンタジーに入社することを決断した一番の理由は、私の将来のことまでしっかりと考えて採用しようとしてくれたこと。
私自身は「上流工程の開発に携わることができれば、言語は何でもいい」と思っていたんですが、当社の営業担当と面談した際に、「あなたがやっている言語は需要があるけれど、これから先を考えたら、こちらの言語に力を入れていくといいかもしれない。もし入社してくれたら、この言語の案件を多く探してきます」と話してくれて。
業界トレンドを熟知している営業の方から、将来を見据えてそういった提案をしてくれたことがとても心強く、「この会社にしよう」と決意しました。
後悔しない転職ができた理由を振り返ってみると、自己分析を徹底的に行ったことも良かったのだろうな、と思います。
転職活動を始める前に自己啓発書を参考にして「なぜ転職したいのか?」という根本から考え、自分の思いを紙に書いていきました。そのおかげで限られた時間の中で「なぜ転職したいのですか?」と聞かれたときに、「こういう理由からです」とすぐに返答できたのです。
【入社後の変化】未経験のメンバーを育てる土壌づくりに貢献したい
入社してから1年半が経過し、今では出向先の方々と、システムに対して垣根なく話せる環境で仕事をしています。もし無理なことがあれば率直に伝えられますし、円滑な関係が築けたおかげで、提案力やプレゼン力もついたのではないかと感じています。
引き続き、お客さまとの信頼関係を築きながら、技術者としてもスキルアップしていきたいですね。

そして、私の所属するシステム開発部では、当社のエンジニアがさらに開発メンバーとして加わり、常駐先でもチーム化できる規模になることを目指しています。
現在は一現場に一人のエンジニアがいて、多くて二人という状態。でも、これからはダイヤモンドファンタジーという一つのチームとして参入できるようにしたい。そこから発展して受託案件などが取れると、未経験のエンジニアも参入しやすくなります。
当社でも「前職ではPCのキッティングやネットワークの環境構築をメインで担当していたけれど、プログラム開発に携わりたくて入社した」という方がいます。さらに全く違う業界出身でも、「エンジニアになりたい」と希望される方もいて。チームの体制ができていると自分たちの目の届くところでメンバーをフォローでき、未経験者を受け入れやすくなります。
私はもともと塾講師の経験もあり、コーチングに興味を持っていたので、教育にも前向きに取り組みたいと思っています。「やりたけれどできる環境がない」と悩んでいる方や、「新しくやりたい」という方を受け入れたいので、自分がその足掛かりになる存在になれたらいいですね。
取材・文/キャベトンコ
RELATED関連記事
RANKING人気記事ランキング

「念願の顧客折衝、最初は要望を聞くだけで精一杯だった」小規模IT企業→富士通が誇るネットワーク専門集団へ転職してかなえた成長

NEW!
「努力すれば成果が出る」は過去の価値観? 佐藤航陽が教える、エンジニアに求められる“ストイック”の新常識

NEW!
競プロ界のレジェンド・高橋直大が挫折も燃え尽きも“したことがない”理由「四番バッターを目指してない」

「成長のトリガーは、技術に対する健全な課題意識」日本総研の育成プログラムに見る、エンジニアの成長を促す一手

AWS認定資格10種類を一覧で解説! 難易度や費用、おすすめの学習方法も
JOB BOARD編集部オススメ求人特集
タグ