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応募1社目で即内定。29歳インフラエンジニア「理想的すぎる転職」の決め手はスキルでも経験でもなかった

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応募したのは第一志望の1社だけ。転職活動期間わずか1カ月で、メーカー常駐のネットワークエンジニアから大手通信キャリアで大規模案件を扱う上流工程へ。今回登場する株式会社KDDIエボルバの田鎖翔さんは、そんな理想的過ぎる転職経験者だ。

「1社しか受けなかったのは、前職が忙し過ぎて時間がなかったから。面接でも自分がやりたいことを正直に伝えただけです」と謙遜する田鎖さん。しかし、その正直さに理想の転職を引き寄せるポイントがあった。

KDDIエボルバでシステムエンジニアの採用担当を務める髙松宗充さんは言う。「現状のスキルレベルよりも、やりたいことに向かって努力しているかどうかを面接で見極める」と。

双方のエピソードから、転職成功の極意を探っていこう。

【サイドA:転職者側の目線】超多忙のインフラエンジニア、仕事の合間を縫って何とか1社応募する

コールセンターを中心としたBPO事業やITソリューション事業を展開するKDDIエボルバは、KDDIの100%子会社であり、案件の多くがKDDI関連だ。ITソリューション事業では、国内最大級を誇るKDDIの通信インフラや約2000万人のユーザーを抱える大規模システムをIT技術で支えている。

そんなKDDIエボルバに中途入社し、KDDIに常駐しながら中央省庁向けのSE業務でプロジェクトリーダーとして活躍するインフラエンジニアの田鎖さんに、まずは話を伺った。

KDDIエボルバ  田鎖翔さんプロフィール写真

KDDIエボルバ  田鎖翔さん

2011年に新卒でエンジニア派遣会社に就職。大手メーカーへ派遣され、エンタープライズネットワークの設計・構築・運用業務に従事。2018年7月にKDDIエボルバに転職。KDDIに常駐し、中央省庁を担当する部門でSE業務を担う。プロジェクトリーダーとして設計・構築・プリセールスの対応を行っている

ネットワークを極め、より上流を志す

――まずは田鎖さんが転職しようと思われたきっかけを教えてください。

前職では大手メーカーに常駐する中で、お客さまと折衝をすることも少しはありましたが、ネットワーク機器の設定など手を動かす役割がメインでした。

7年程経験を積んで、スキルもどんどん付いてきて、一通りの業務で自信を持てるようになった頃、「もっと上流工程で働きたい」と思うように。転職を考えたとき、真っ先に思いついたのが通信キャリアでした。

KDDIエボルバのホームページでエンジニアの募集を見つけて、すぐに応募しました。面接を受けたのはKDDIエボルバ1社だけです。

――1社しか受けていないんですね!

そうなんです。というのも、当時は残業が月100時間、土日勤務もあるほど忙し過ぎて、現実的に1社しか無理でした……。

――いくつかある通信キャリアの中で、KDDIグループを選んだ理由は?

前職の大手メーカーで使っていたネットワークのメインキャリアがKDDIだったので、知識もあり、転職もスムーズに進むと考えて、自然とKDDIグループが第一志望になりました。日本全国に広く自前のインターネット回線の設備を持つのはNTTとKDDIだけですから、最初から選択肢はかなり少ないんですけどね(笑)

――それほど忙しかったのに転職活動を諦めなかったんですね。

この場所で、このままできることだけを続けていくのは違うなと。ステップアップしたいという思いがかなり強くなっていたので、忙しい中でも何とかがんばれましたね。

スキルには自信がありましたが、今の自分が「外から」どう評価されるかも気になっていたので、転職活動自体はワクワクの方が大きかった気がします。

面接で深く突っ込まれた「一番やりたいこと」

――面接に向けてどんな準備をしましたか。

職務経歴書は具体的な数字を入れながら経験を端的にまとめ、面接で聞かれたときに具体的に話そうと考え、想定質問への回答を準備しておきました。

――外からの評価が気になっていたということですが、面接での反応はいかがでしたか。

前職で担当していたエンタープライズネットワークが世界各地に数万拠点ある大規模なものだったので、その経験を「すごいですね」と言ってもらえたのは、素直にうれしかったですね。

あとは、一次面接を担当してくれたのが、のちの上司なのですが、入社後に面接時のコミュニケーション力を褒められた記憶があります。もともと人とのコミュニケーションは好きでしたし、面接でも会話で困りはしませんでしたね。

――二次面接はどうでしたか。

二次面接は事業部長クラスの人で、「一番やりたいこと」をかなり掘り下げて聞かれたのが印象に残っています。

あらかじめ会社を褒めるような無難な志望理由を用意していたのですが、「もっと根底にある思いを聞かせてほしい」と突っ込まれて、あっさり本音モードに(笑)。そこで率直に「ネットワークでスキルアップしたい。上流工程へキャリアアップしたい」と話すと、納得してもらえたというか、伝わったと感じました。

――そのほかに面接で印象的だったことはありますか。

入社後にアサインされる仕事のイメージを具体的に聞けたのがよかったですね。おそらく官公庁や金融のお客さま相手の仕事になるだろうと。厳しそうなイメージはありましたが、成長できると思ったので、むしろ志望度が上がりましたね。

KDDIエボルバ  田鎖翔さん写真

経験を生かせる配属先。入社後ギャップはゼロ

――実際に仕事を始めてみて、面接時の話とギャップはありませんでしたか。

なかったですね。面接時の話のとおり、KDDIに常駐し、中央省庁向けのSE業務を担当しています。案件獲得に向けたプリセールスや提案、折衝などですね。

これまでに大きな案件を五つほど担当しましたが、国を相手にした大規模案件はKDDIのような大手だからできること。国に関わる仕事のフロントに立てていることにやりがいを感じます。

――希望していた上流工程に携われているのですね。スキルアップの実感はいかがですか?

プロジェクトリーダーとしてチームをまとめながら、お客さまとも直接やり取りしていますが、相手からの技術的な問いにすばやく答えられないと、競合が入ってくる余地も生まれてしまう。技術力もコミュニケーション力も問われていることを痛感する日々です。

――転職でやりたい仕事がかなったわけですが、今後の目標は?

いずれはネットワークエンジニアとしてコンサルティングもやってみたいです。幅広い知識が求められるはずなので、サーバーやセキュリティの勉強も少し始めています。

――社内にコンサルティングのポジションもあるのですか。

いや、実は今は社内にはないんですよ。でも面接時にそういう話もフラットにしていて。面接で聞かれる「やりたいこと」っていうのが、「今、エボルバに入ったら」ということに限らないんです。

エンジニア個人のキャリアビジョンを、今ある既存のポジションにあてはめるだけでなく、新たなポジションの創出なども含めて一緒に考えてくれるのもこの会社のいいところだと思っています。

【サイドB:採用側の目線】現時点のスキルは最重視ではない。その人の「人生」を考えて面接をする

続いて企業サイドの話を聞いてみよう。今回お話を聞く髙松さんは、システムエンジニアの採用や運用管理などマネジメント全般を担当する立場だ。KDDIエボルバの採用面接は人事部ではなく、ITソリューション事業本部の管理部門が担当する。現場に近い担当者のほうが本人の適性を見極め、より的確なポジションへアサインできるとの考えからだ。

中でも面接官として人事からの絶大な信頼を誇る髙松さんの面接数は、年間60~70名に達するという。

KDDIエボルバ 髙松 宗充さんプロフィール画像

KDDIエボルバ 髙松 宗充さん

コールセンターのマネジメント担当長を経て、2018年4月からインフラエンジニアの採用や運用管理、2019年4月からシステムエンジニアの採用や運用管理などマネジメント全般を担当

その人に合った入り口を用意して、「間口は広く、育てる採用を」

――KDDIエボルバではどのようなITエンジニア採用を行っていますか。

大きくインフラエンジニアとシステムエンジニアに分けて募集しています。KDDIから求められるエンジニアのポジションは多岐にわたるため、「なるべく間口は広く」というのが採用のスタンスです。

応募先の部門のマネージャーが面接官を担当することで、どのポジションが応募者にマッチするかを面接で探っていきます。

ただ、インフラエンジニアへ応募してきた人でも、経歴をよくみるとシステム領域寄りのバックグラウンドを持っていることもある。そんなときはあえてインフラエンジニアのマネジメント担当ではなく、システムエンジニアを見ている私が面接することもあります。

――田鎖さんのようにユーザー側からの転職希望者も多いのでしょうか。

そうですね。通信キャリアの上流工程をやりたいという応募者が多いですが、上流工程の経験の有無はまちまちです。

システム企画や要件定義に関する具体的な経験がなくても、コミュニケーション力でカバーできることもあるので、技術スキルやコミュニケーション力など総合的なバランスを見て判断します。

いろいろなポジションがあるので、ピンポイントでこの経験がなければダメというのはないですね。経験が浅くてもその方のスキルに合わせた活躍の場を提供しますし、中でどんどん成長していってもらえればと考えています。

エボルバカレッジ図版

エンジニアのスキルアップのために用意されている教育制度『エボルバカレッジ』。過去の取材では、組織が義務づけている研修制度ではなく、エンジニアたちスタッフ自身が企画・立案し、自主的に実施されている経緯を詳述している

5年後10年後まで成長していけるエンジニアかどうかを見極める

――面接ではどんなところを見ているのですか。

田鎖さんのケースで言えば、上流工程の業務では、コミュニケーション力が必須です。

KDDIは案件の規模が大きく、スピードも速い。四半期ごとにシステムリリースもありますし、新サービス追加、料金プラン変更などの裏では毎回システム改修も発生しているわけです。それらを円滑にまわすには、物事を正確に理解する力、それをアウトプットする力、そして計画的にまわす力が必須。面接でもそこを見ます。

例えば、面接で話が長すぎるとか、話していると割とコミュニケーション力のレベルはすぐに判断が付きます。入社後の田鎖さんを見ても、順序立てて簡潔に説明するのがうまいなと思いますね。

――技術スキルはどう判断しますか。

職務経歴書で確認します。アピールすべきところを簡潔に書けているか。むしろ箇条書きでもいいと思います。

面接では職務経歴書を見ながら質問をします。要件定義と書いてあっても、実際は一人でやっているのか補佐なのか。システムの開発規模はどのくらいか、何人くらいの人材をマネジメントしているのかなど細かく確認します。

――田鎖さんは前職でかなり大規模なネットワークを担当していましたが、やはり大規模案件の経験は評価につながりますか。

希望するポジションにもよりますが、大規模なシステムやネットワークを扱いたいなら強みになりますね。

ただ、技術スキルよりも、エンジニアとして5年後、10年後にどうしていきたいかが重要です。例えば「製造工程の経験をして、上流工程に関わるプロジェクトマネージャーへ進むためにこういう資格をとって……」など、自分の中に成長のビジョンがあり、勉強する計画まで立てられているか。

採用したいのは、成長していけるエンジニアなんです。

――大手の安定だけを求める姿勢は御社にマッチしないということですね。

KDDIは技術の変化もめまぐるしく、今できることがあっても、その先どうしたいかという意欲がないと継続して仕事で活躍するのが難しい。逆に言うと、それがある人は入社後必ず活躍しています。入社半年で現場10人のリーダーとして活躍している社員がいますが、その人はやはりビジョンが明確。ビジョンは変化してもいいのですが、ちゃんと考えているかが重要です。

ある程度経験があっても、インフラ領域とシステム領域をフラフラしているなど経歴に一貫性がない人はちょっと悩ましい。その人がおっしゃる「やりたいこと」が今やっていることの延長線上にあるかどうかは結構大事なポイントですね。

――ただ「やりたいこと」があるだけではダメ。つながっていないと。

「すぐに大規模システムの要件定義をしたい」という人もいますが、経験ゼロなら本人がキツくなるので、「まずは運用から始めてみてはどうか」といったアドバイスをすることも。

KDDIの看板のせいか、応募者側のKDDIの仕事に対する期待値が高すぎると思うこともあります。だからこそ面接では入社後のギャップをできるだけ埋めるように心がけています。

大手通信キャリアグループだから感じられる仕事の醍醐味とは

――田鎖さんも面接で入社後の仕事の話を具体的に聞けたことがよかったと話していました。中央省庁に相対する大規模案件にやりがいを感じているそうです。

それはよかったです。KDDIのコアネットワークやKDDI/auサービスを利用している多数のユーザーを抱える大規模システムを扱う案件は、他ではなかなか体験できるものではありません。

通信キャリアなのでインフラの規模は断トツで大きいですし、ネットワーク回線以外に各種クラウドサービスのプラットフォームも自前で持っているので、それらを組み合わせてどうシステム、ネットワークを構築するかを提案できる。製造・開発ではアジャイル開発にも力を入れていて、開発手法、言語、環境など最先端の技術に触れられるのもおもしろさだと思います。

――田鎖さんのようにプロジェクトの中心で活躍する社員も多いのですか。

そうですね。一般的には、派遣社員として派遣先へ入ると与えられた仕事をやるだけということも多いですが、KDDIエボルバの社員はパートナーとして常駐するので、比較的大きな裁量が与えられています。

――田鎖さんは、いずれコンサルティングもやりたいと語っていました。社内のポジションにとどまらないエンジニアのビジョンを正直どう思いますか。

先々を見据えてその結果として別の場所にいきたいなら、ぜんぜんアリだと思います。

もちろん、社内でもキャリアアップしていく環境は用意していますよ。方向性は大きく三つあって、一つ目は現場を技術的な知見でリードしていくスペシャリストを目指す。二つ目はプロジェクトマネージャーのような現場マネジメントを担う。三つ目は私のような技術を伴わない営業・管理部門のマネジメントへ進む。各自の適性ややりたいことに沿った場所で活躍できます。

先ほどもいいましたが、ビジョンは変わってもいいけど「考える」ことが大事。どんな活躍ができるかはその人次第です。

転職の成否を握るのは「成長のビジョンとその実現に向けた努力」

採用側の考え方を聞くと、田鎖さんがKDDIエボルバに採用された理由がよくわかる。大規模ネットワークを扱った経験を端的にアピールでき、それがKDDIの大規模案件対応に活かせると評価されたこと。そしてプロジェクトマネージャーとして上流工程を担うのに十分なコミュニケーション力があったこと。

だが、KDDIエボルバの採用の基本スタンスは「なるべく間口は広く」であり、この技術やスキルがなければダメという必須の条件はない。むしろ本質的に大事なのは、「5年後、10年後にやりたいことが明確、かつそれがちゃんと今やっていることの延長戦上にあって、その実現に向けて努力をしている人かどうか」ということだろう。

田鎖さんの体験から分かった転職成功の極意は、「成長のビジョンを持ち、それに向けて努力すること」。これなら今の技術レベルに関係なく、どんなエンジニアでも今すぐできるのではないだろうか。

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取材・文/古屋江美子 編集/根本愛美(編集部)

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